はじめまして──「発酵おやこ」と家族のこと、食事作りがずっと楽しくなる日々へ

本ページはプロモーションが含まれています。

プロフィール 私たちについて

はじめまして。発酵ブログ「発酵おやこ」を運営しています。

このページでは、わたしたち家族のことと、

なぜ魚醤をはじめとする発酵食づくりを、暮らしの真ん中に置いているのかを、

少しだけお話しさせてください。

食物アレルギーや、お子さんの好き嫌いで悩んでいる方に、

「こんな家族もいるんだ」と、少しでも肩の力を抜いてもらえたら嬉しいです。


わが家の、いまの暮らし

わが家には、昔ながらの茶色い甕(かめ)が、いたるところに並んでいます。

台所はもちろん、廊下にも、納戸にも。まるで昭和時代の田舎の農家のように。

魚醤、味噌、漬物——ありとあらゆる自家製の発酵食品が、菌の力だけで旨味を作り出しているのです。

ミニマリスト、とまでは言わないまでも、もともと物は少なめが好きなのですが、こればかりは、仕方ありません。

発酵の道具は、増えていく一方です。

食卓に並ぶのは、添加物を使わない手作りの料理と、

農薬・化学肥料を使わずに育てた野菜たち。

自分の家で食べるものは、半分ほど自給できるようになりました。

家族は、6人。多趣味で凝り性な理系の主人と、

高校生から1歳まで、食べ盛りの子どもが4人。

毎日にぎやかな食卓です。

子ども3人のお弁当は、年に300日以上作っています。

家の食事も、外食も、

人の手によって、丁寧に作られた料理が好きです。

ファストフードやファミレスに行くことは、ほとんどありません。

週末は、都心を抜け出し、海や山で過ごすことが多かったわが家でしたが、

それに加えて、最近では、畑を耕すのも、家族の大切な時間になっています。

家族で囲む夕食は、食べ終わるまでに2時間かかることも、ざらにあります。

——こう書くと、「意識が高くて、大変そう」と思われるかもしれません。

でも、不思議と、ストレスはないんです。

なぜなら、今のこの暮らしが、好きだから

ただ、最初からこうだったわけではありません。


料理が、楽しくなかった日々

わが家が発酵や手作りに向き合うようになった、いちばんのきっかけ。

それは、家族のアレルギーでした。

実は、子どもも大人も、それぞれにアレルギーがあります。

なかでも、いちばんひどかったのが、長女でした。

あれも食べられない、これも気をつけなきゃ——

スーパーでパッケージの裏を必ずチェックし、

外食は食べられるものがあるかを確認してから行き先を決める。

それ自体は、慣れてしまえばそこまで大変ではありません。

でも、ある日、気づいてしまったんです。

食事が「楽しいもの」から「気をつけるもの」に変わっている。

「除去しなきゃ」「これは食べさせられない」。

そんな思いにばかり追われて、料理を楽しむ余裕がなくなっていました。


昔ながらの知恵が、教えてくれたこと

そんな生活をどうにかしたくて、わたしは食生活を、根本から見直すことにしました。

そんな中で出会ったのが、昔ながらの発酵の知恵だったんです。

最初は、手作りの味噌からでした。それから、豆板醤。そして、魚醤へ。

麹から仕込む味噌、豆と唐辛子から作る豆板醤、魚と塩だけの魚醤。

口にして、驚きました。本物は、おどろくほどシンプルで、おいしい。

そして、昔の人が作れたものは、今のわたしたちにも作れることに気づいたんです。

特別な技術がなくても、時間と、少しの手間をかければ、

味噌も、豆板醤も、ソースも、ドレッシングも——

大抵の調味料は、家で作れてしまう。

なかでも魚醤は、それまで、ほとんど使ったことがありませんでした。

それでも、いざ作ってみると——魚と塩を甕に仕込んで、待つ、

ただそれだけで、深い旨味の一滴ができる。

その素朴さに、一瞬で心を奪われてしまいました。

食生活を見直していく中で、

わが家のアレルギーとの付き合い方も、少しずつ変わっていきました。

(アレルギーは、医学的な管理が必要なものです。

ここに書いているのは、あくまでわが家の体験で、

「発酵食で治る」というお話ではないことは、添えておきますね)

そしていつしか、アレルギーのことを考えるより、

「次はどんなものを作ってみようか」と、心が弾むようになっていたんです。

気づけば、魚醤づくりは、家族のライフワークになっていました。

主人は根っからの理系。魚の扱いや、温度や塩分の管理は、彼の得意分野です。

わたしは、それを毎日の食卓につなげていく。

夫婦で役割を分けながら、年に何十種類もの魚醤を仕込むようになりました。

そして、台所に立つのは、わたしたち夫婦だけではありません。

わが家では、食べたいものがあるときは、大人も子どもも、自由に台所に立ちます。

1歳の末っ子も、玉ねぎの皮をむいたり、お米を洗ったり。

危なっかしいけれど、本人はいたって真剣で、もう立派な料理人です。

台所は、わが家のいちばんにぎやかな場所かもしれません。


いま、思うこと

今では、子どもたちは、好き嫌いがありません。

苦みのある山菜も、大人がうなるような珍味も、なんでもおいしそうに食べます。

「これ、大人の味だよ」なんてものまで、平気な顔で。

主人が作ったお酒に合う魚の珍味も、いつの間にかご飯のお供になっていました。

大人が変われば、子どもたちも変わる。

食卓を囲む時間が増えて、家族の距離も、前よりずっと近づいたように感じます。

近ごろは、調味料ひとつとっても、添加物が入っているのが当たり前になって、

「本物」が、少しずつ失われつつあるように感じています。

魚と塩だけ。大豆と麹と塩だけ。

そんなシンプルな「本物」の味を、子どもたちの舌に、覚えておいてほしい。

子どもたちの味覚を守りたい。

それが、わたしが発酵食づくりを続ける、いちばんの理由です。

こだわりは、強めかもしれません。

でも、無理はしていません。今の暮らしが、好きだから続けられる。

そんなわが家の記録を、ここに少しずつ、綴っています。

同じように、アレルギーや好き嫌いで悩む方の、

ささやかなヒントになれたら、こんなに嬉しいことはありません。

「発酵おやこ」をはじめた理由


このブログのこと

「発酵おやこ」では、こんなことを綴っています。

よかったら、気になるところからのぞいてみてください。

魚醤を作ってみたい方へ

自家製魚醤、どの魚から始める?7魚種から選ぶこだわりの1本

自家製魚醤完全マニュアル

まずは市販の魚醤を試してみたい方へ →世界の魚醤、飲み比べ。(近日公開)

発酵食を、暮らしに取り入れたい方へ麹・味噌のページへ

畑と食の循環に興味がある方へわが家の週末農業「仕込み畑」のこと

毎日のお弁当の記録発酵弁当のページへ


発酵おやこの更新、メールで受け取りませんか?

1歳になる末っ子と、毎日全力で向き合う育児の真っ最中です。

毎日とはいきませんが、わが家の食卓を少しずつ記事にしています。

だからこそ、おすすめしたいのがメール登録。新しい記事ができたときだけ、お知らせが届きます。

何度もサイトを覗きに来ていただく手間もなく、見逃す心配もありません。

発酵おやこは、少しマニアックな発酵食の話が中心です。

でも、知れば知るほど、毎日の食事作りが、ちょっと楽しくなるはず。

「今日も献立、何にしよう……」というときに、ひとつのヒントになれたら嬉しいです。

それから、ひとつお知らせを。2026年秋ごろ、オンラインのワークショップ(会員制)を始める予定で、今、準備を進めています。

メール登録していただいた方には、詳細が決まり次第、いち早くお届けするつもりです。

発酵の暮らしに、少しでも興味を持っていただけたら。ぜひこの機会に、登録してみてください。

 

タイトルとURLをコピーしました