こんにちは。
都内で発酵ワークショップnanairo!を主宰しています、マキ太です。
はじめての方は、こちらもどうぞ。
自家製の発酵食品を使った料理は、Twitterでほぼ毎日更新中。
週末、
今シーズ初の「味噌作りワークショップ」でした。
久し振りの親子参加型のワークショップ、
以前のように大人数ではなく、2組限定で開催しました。
それでも、大人だけの時より
かなり賑やかです (^▽^;)
今回は、リピーターの方ばかり、
みんな「自分で作った味噌」が大好きな子供たちです。
ー以前はよく残していたけど、この味噌で味噌汁を作るようになってから、
お椀に残った大豆の粒まで食べるようになりました。
というお母さんの声や、
ー今日も味噌汁食べてきたよ!
という子供の声を聞くと、
食育のお手伝いができているようで、なんだか嬉しくなります (*‘∀‘)
材料を知って、触れて、
発酵によってどう変わっていくのか、直にみることができるのが
自分で作る何よりの楽しみです。
ー味噌って、何でできてるか知ってる?
前日に麹屋さんで購入したばかりの麹(糀・こうじ)にも、
子供たちは興味深々なよう。
ー麹って、こうやって木の箱で作られているんだよ。
と、写真を見せながら説明をすると、
ーなんだ!お米じゃん (・∀・)
っと言いながらも、ポロポロする麹を不思議そうに触っていました。
ひと通り説明が終わったら、
早速味噌作り開始です。
ワークショップが始まる前、
3口コンロをフルに使って、3時間ほどじっくり煮た大豆。
最初の30分はアクがよく出ます。
アクは取り除き、大豆が顔を出したら水を足して、
柔らかくなるまでじっくり炊きます。
十分に柔らかくなったことを確認して、
小さな袋に入れて潰します。
まだ熱い時は、大豆をタオルなどで包んで上から潰します。
ひと粒ずつ丁寧に潰す子もいますし、
\つぶつぶが残っていた方がいい!/
という子も。
手で潰した後は、ミンサーの出番です!
ディスクも粗目と細目、2種類あります。
味噌のつぶつぶした感じが大好きな子は、荒挽きで、
市販の味噌のようになめらかな食感が好きな子は、細挽きで。
細挽きは、まるでひき肉のようです。
先ほどの麹と塩をあらかじめ混ぜて「塩きり麹」を作り、
潰した大豆と混ぜ合わせます。
漬物用の袋を使うと、
ーあっ…!
と、こぼしてしまう量が少なくなるのでおすすめです。
よく馴染んだら、最後の工程の味噌玉作り、
なぜかおにぎりの形が味噌玉が沢山!笑
5個入れたらギュッと上から押して、また5個入れたら押して、
平らにきれいに詰めたら、できあがりです。
酒粕で蓋をして、ラップで覆います。
後はお家に帰って、重石をするだけ、
1年後には美味しい味噌ができあがります♪
それぞれ5キロ作って、1時間半ほどで完成しました。
味噌作りの後は、みんなが楽しみにしている七味作り、
みんな「マイ七味」の容器を持って、自由に作っていました。
柑橘類が好きな子は、ゆず粉をたっぷり入れたり、
白ごまと黒ごまも、それぞれ入れる量にこだわりがあったり。
そう、味見もちゃんとしていました。笑
辛いものが苦手な子は、オキアミや醤油に漬けた鰹節の粉末を加えて
ふりかけを作りました。
ー明日のお弁当に詰めよう (=゚ω゚)ノ
と、一番小さい年中さんの女の子も楽しそうでした♪
\今日は絶対鍋にしようね!/
と、七味を大事そうに抱えていました。
みなさん、お疲れ様でした!!
1年後楽しみですね ( *´艸`)
発酵の様子は、随時お知らせします。
ワークショップのレシピ
定番の米味噌
「自分でできた!」が何より嬉しい子供たち、
小学校低学年の子でも、ちょっと道具を工夫すると
自分たちだけでも作ることができます。
材料や道具の紹介はこちらから。
こども七味
こだわりの七味を買うのもいいですが、
自分たちで好きなようにアレンジするのも、結構楽しいです。
子供たちの「お手伝い」にもおすすめです。
これさえあれば!味噌作りにおすすめの道具
youtubeに、『nanairo!チャンネル』ができました!
まだまだ動画は少ないですが、
自家製の発酵食品の作り方や、それを使ったレシピを公開していく予定です。