11月第2週前半『干し柿』と乳製品アレルギーっ子の給食代替弁当日記

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給食代替弁当11月第2週前半タイトル 弁当日記
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こんにちは。

作れるものは何でも作ってみたい!発酵マニアのマキ太です。

はじめての方はこちらもどうぞ→マキ太と家族のこと

 

 

わが家の3人の子供たち、それぞれ乳製品などにアレルギーがあり、

アレルギー対応の給食を提供して貰っていましたが、

今年度から給食を辞退し、完全弁当生活を送っています。

 

わが家のお弁当は、ざっくりと

✔ 作り置きなし
✔ 冷凍食品、チルド食品、総菜なし
✔ 味付けはほぼ自家製調味料
✔ 週の前半は畑の野菜が盛り沢山
✔ 魚8割、肉2割

茶色率高めの地味弁当です。

キャラ弁、作れないんです…

チャレンジしたことはありましたが、笑っちゃうくらいセンスがない…(/ω\)

一応ゴマを目にしてみたり、ケチャップで顔を書くくらいはできますよ。

幸運なことに、好き嫌いも全くなく、

見た目はあまり気にしない、味重視な子供たちなので、

今まで子どもウケするお弁当を作る必要がありませんでした。

なので、いつものご飯が、

箱に少々丁寧に詰められている、それがわが家のお子様弁当です。

学校によっては、「給食と同じメニューにして下さい。」って言われることもあるようですが、

わが家の子供たちが通う小学校も中学校も完全自由、私も合わせられる余裕はないので、

みんながカレーでもお魚定食を食べています。笑

 

わが家の台所は、毎日1時間だけ給食室になります。

3口ガスコンロとガスオーブンをフル稼働、

子供たちが「お弁当がいい!」と言ってくれているうちは、頑張りますよ!(=゚ω゚)ノ

 

さて、先週暑かったですよね!

季節が逆戻りしたような、日中半袖でも過ごせる日が続きました。

そのせいもあってか、畑では、

赤くなったミニトマトが真夏以上に採れました。

11月のミニトマト

 

『メキシコミジェットトマト』って言う、ブルーベリーくらいの大きさのマイクロトマトなんですけどね、

野生種に近い品種らしく、葉っぱをかき分けながら収穫しなくちゃいけないので、

少し大変ではあるのですが…

それでもこの時期のトマトは、ホントにありがたい‼

 

そんな暑い日から一転、ここ3日程ぐっと気温が落ち着いてきました。

この寒さ、待ってましたー‼

なぜ?って…

カラッとした風が吹くこの時期は、保存食作りにピッタリなんです。

干して、干して、干しまくるぞー(≧▽≦)//

冷蔵庫で塩漬けにしていた秋鮭(第二弾、第三弾?)も、干し網に並べました。

1~2週間で、噛めば噛むほどに美味い『ソフト鮭とば』になります。

 

あと必ず作るのが、『干し柿』です。

関東にある主人の実家って、甘柿の木が何本もあるのですが、

私の出身地の山形って、あまり甘柿の木がないんですね。

なので小さい頃は、ばあちゃんが焼酎で渋抜きしてくれた柿を食べていました。

ありがたいことに、田舎なのでみんな家に柿の木があって、

色んなところから柿を頂くんですよ。

バケツ何杯分にもなるくらい…

贅沢な話なのですが、あり過ぎるのも結構大変で、、

手間が掛かるので、ほとんど干し柿にはしていませんでした。

干し柿作りが習慣化したのは、子供が生まれてから。

一回作ったらハマってしまって、以来毎年作るようになりました。

はじめは20個くらいだったんですけどね、

今は×10倍、200個以上作っています。

 

今年も山形から送って貰った渋柿で、干し柿作りました。

「剥いた分だけ食べられるよ。」って言ったら、昨年は見ているだけだった食いしん坊の末っ子(小3)が、

早速20個剥いてくれました。

柿を剥く小3の末っ子

 

なんだ、皮剥けるようになったじゃん‼

んん!?待て待て、いつもりんご剥いてって持ってくるのはナゼだ…(;・∀・)

干す前に柿をお湯にサッとくぐす地域もあるようですが、生粋の山形人で農家出身の母に聞いたところ、

「えっ!?作り方って…そんなの剥いて干すだけよ。」と、サクっと否定。

なので、わが家の干し柿は干すだけなんです。

 

干し柿は屋外で乾燥させて、出来るまでに大体1ヶ月程掛かります。

でもこの待っている時間さえ愛おしい~

干したばかりの柿

 

とはいえ、気温差で体調を崩さないようにしたいですね。

それでは、11月2週目のお弁当をご紹介します。

 

11月2週目、畑の野菜で過ごす3日間

11月6日(月)

11月6日のお弁当
器 工房アイザワ 角型フードボックス(中)
 
\11月6日のお弁当/
・雑穀入り3分搗き米
・イワシの梅煮
・大学芋
・茄子の生姜焼き
・長芋入り玉子焼き
・大根の赤漬け
・サルエビの佃煮
・ズッキーニのオイル焼き(カレー風味)
・大根菜のふりかけ
・お味噌汁

 

イワシの梅煮

頭と内臓を取ったイワシを、梅干し作りの副産物でもある赤梅酢(紅梅酢)とみりんで煮詰めました。

畑の生姜と長ネギの青い部分を臭み取りで入れますが、わが家ではその脇役も人気があります。

なので、お弁当にもちゃんと入れてあげます。

赤梅酢は万能で、紅生姜も着色料入れた⁉ってくらい、

鮮やかなピンク色になります。

 

大学芋

サツマイモは、畑で採れた紅はるかの新芋です。

白胡麻油でカリっと揚げ、煮切ったみりんと少量の醤油でタレを作り、

炒ったゴマと一緒に和えるだけ。

子供たちも大好きな、おかず兼デザートです。

 

茄子の生姜焼き

畑で採れた早生真黒茄子わせまぐろなす、肥料食いと言われるナスですが、

肥料なしでもスクスクと育っています。

お弁当によく登場するナスですが、わが家ではこの生姜焼きが定番。

縦半分に切り、斜めに格子状に切れ目を入れた後に、

たっぷりの油を絡めて焼き、生姜と魚醤と少量のみりんで味付けました。

ちなにみ魚醤は、臭みの少ない花鯛の魚醤です。

 
長芋入り玉子焼き
わが家の定番、すった長芋がたっぷり入った玉子焼き。
栄養豊富なオキアミと、畑の長ネギの青いところを入れて、
花鯛の魚醤とみりんで味を付けました。
オーブンで焼くので、しっとりしたパンケーキのような食感に焼き上がます。
長ネギって、青い葉の中にあるジュルってした白い液体が美味しいですよね!
捨ててしまうなんてもったいない!
とは言え、スーパーで売っているのは、病害防止のために薬剤散布されている可能性も高い…
「畑に行ったら、まずネギ!」
ネギは育てておいて損はないですよ~
 
大根の赤漬け
週末、千葉の内陸の畑に行きました。
隣の畑のおとうさんと一緒になり、「大根育ててないだろ?」って、
立派な大根をいただきました。
ほぼ毎日野菜の世話をしているおとうさんの畑は、野菜たちがお行儀よく並んでいます。
一方わが家の畑は、もうどこに何があるのか…笑
そんな雑草まみれのわが家の畑を温かく見守り、「遠くからじゃ大変だ。」って、
いつも子供たちに色々教えてくれます。
畑をやってる方って、物凄く心の広い方が多いんです‼これホントに言いたい(*‘∀‘)
 
赤漬けは、薄くスライスした大根を、
イワシの梅煮にも使った赤梅酢と煮切ったみりん、リンゴ酢を合わせた調味液に漬けただけの、
簡単お漬物です。
お弁当作りのはじめに作っておくと、詰める頃には薄いピンク色になっています。
油っぽいものの後って、酸っぱいものが食べたくなりませんか?
サッパリとした赤漬けは、箸休めに丁度いいんです♪
 
サルエビの佃煮
いつもカタクチイワシを買っているお店にあった、乾燥サルエビ。
みりんで甘く煮て、醤油で味を調えました。
 
ズッキーニのオイル焼き(カレー風味)
ズッキーニって言っておきながら、ズッキーニではありません。笑
何だと思いますか?
ズッキーニに似た野菜
 
実はコレ、未熟なかぼちゃなんです。
 
完熟手前のかぼちゃって、中の種もまだ硬くないので、
ズッキーニとして使うことができるんです。
11月になってもまだ緑色の小さなかぼちゃがあるんですが、
「あっ、これ以上熟さないカモ…」って思った時は、ズッキーニとして使っています。
 
かぼちゃって、完熟な実だけでなく、
未熟な実も花も(!)食べられるので、楽しい野菜なんですよ♪

 

 
大根菜のふりかけ
根は赤漬けやサラダにして、皮は細切りにして干し網で乾燥させて切干大根に、
そして葉っぱはふりかけにしました。
大根菜も、これから旬を迎えるニンジン菜も、
同じレシピでふりかけにしています。
 
部活もある長男は、少し多めにすることもあります。
週末に作っていた『ケークサレ』とサラダ付き、
時間内に食べ終わったかなぁ?笑
11月5日のお弁当、ケークサレ付き
 

11月7日(火)

11月7日のお弁当
器 大館工芸社 小判弁当(小)
 
\11月7日のお弁当/
・ブリのスパイス味噌漬け
・大根のカラスミ炒め
・長芋入り玉子焼き
・こんにゃくの豆板醤炒め
・大根の赤漬け
・長芋のクミン炒め
・鶴首かぼちゃ
・お味噌汁
 
ブリのスパイス味噌漬け
「今日のお弁当何にしよう?」って迷った時、冷蔵庫の中に味噌漬けがあるとホッとします。
自家製味噌に、数種類のスパイスを細かくして混ぜ込むだけ、
味噌ベースなのに、エスニック料理のような香ばしさがたまりません‼
週末の買い出しで魚を追加しておくと、2日後くらいから食べられます。
今回のブリは1週間以上前に漬けたものなので、いい感じで古漬けです。笑
スパイスの調合は主人の気まぐれなので、いつもちょっとずつ違う…
一応こだわりがあって変えているらしいので、ベストが見つかったらレシピをアップしますね。
 
大根のカラスミ炒め
短冊切りにした大根を多めの油で炒めて、しんなりしたところに、
みりんとカラスミパウダーを加えます。
カラスミにしっかりと味があるので、少量の醤油と七味で味を調えるだけ、
子供たちも大好きな甘辛味です。
ちなみにわが家のカラスミは、ボラの卵以外で作ります。
だってボラの卵って、なかなか手に入らないんですもん。笑
今回はマダラのカラスミを使いました。
マダラは一番ボリュームがあって、パウダーにしてもジャンジャン使えます。(・∀・)イイネ!!
これからカラスミ作りにいい季節、スーパーでもマダラの卵、
結構売ってます。
あとは大きな魚を丸で買ってきた時、卵が入っていたらラッキー‼
あっ、傷つけないように包丁を入れてくださいね。
ホウボウもスズキもサワラも、美味しいカラスミになりますよ♪

 

 

こんにゃくの豆板醤炒め
サイコロ状に切ったこんにゃくに、味が染み込みやすいように格子状に切れ目を入れて、
油で炒め、みりんと豆板醤で和えました。
プチプチのエゴマの種を加えて、さっと炒めたら出来上がりです。
 
豆板醤は古いほど甘い⁉
そうなんです、香りはまさにドライイチジク。笑
味も香りも、面白いくらい変わります。
今回は2年モノを使いました。
 
長芋のクミン炒め
スパイスが好きな子って、あまりいないのかもしれませんが、
わが家の子供たちは小さい頃から食べているからか、比較的どのスパイスも受け入れています。
中でも、クミンとカルダモンが特に好きみたい♪
 
油で炒めた長芋やジャガイモって、クミンとの相性が抜群にいいんです‼
味付けはシンプルに塩だけ、油と塩の組み合わせは危険な程に美味しい…(/ω\)
極厚のポテトチップス感覚で食べています。
 

11月8日(水)

11月8日のお弁当
 
\11月8日(水)のお弁当/
・三食丼
・揚げ茄子のニンニク風味
・ズッキーニのオイル焼き(カレー風味)
・がんもの煮物
・赤かぶ漬け
・お味噌汁
 
三食丼
普段から魚が中心で、あまり肉を食べないわが家。
毎週生協でまとめて購入しているのですが、大体注文するのは、
鶏モモ肉×400g、鶏ムネ肉×400g、鶏ムネか豚ひき肉どちらか200g、
1週間の5人家族の消費量としては、かなり少なめですかね。
あとはスーパーで生ラム肉を見かけたら、追加購入します。
 
乳糖不耐症の長男が、なぜか牛脂もNGなんです。
なので、牛肉はごくごくたま~に赤身をいただくくらいです。
 
肉はメインで食べるというより、野菜の引き立て役として使うことが多いです。
三食丼も、炒めた玉ネギの旨味だしとして、
鶏ひき肉を入れました。
 
次は黄色ですね。
わが家の玉子はお米メインで育てられた平飼いたまごなので、色は黄色ではなく、
白っぽくなります。
トウモロコシをエサとして与えていると、黄色になるみたいですね。
味付けはシンプルに、みりんと魚醤です。
 
最後の緑は、畑の隣(正確には通路)に自生しているニラを、
自家製ラー油と魚醤で炒めました。
野草化しているニラは、市販のニラより香りがずっと強めです。
最初は「スイセン(毒あり)と似てるから危ないじゃない‼」って言ってたんですけどね、←私だけ
葉の形も香りも全然違ってるし、毎回同じところに出てくるし、
子供たちも完全に見分けられているし…
そんな訳で、春と秋にありがたく収穫しています。
勝手に生えてきた野菜、他にも結構あります。

 

がんもの煮物
煮物を作る時は、前もってだし昆布を水に浸けておきます。
だし汁は味噌汁に利用して、昆布は細く切って結んで煮物に入れます。
ヌルヌルするのでちょっと時間は掛かりますが、子供たち(女子)が「ちょうちょみたい!」と喜ぶので、
母は頑張って地味な作業をしています。笑
 
具は、がんもとゴボウと昆布とサツマイモ。
ゴボウ、おそらく長ネギの次に常備率の高い野菜です。
いい出汁でますよね♪
煮物も汁物も揚げ物も、何に入れても調和を取れるし、
食感もいい!
わが家の煮物は、日本酒とみりんと魚醤で煮て、
塩で味を味を調えるだけ、醤油はあまり使いません。
ほっとする味、そう思って貰えたらいいなぁと思って、
いつも入れています。
 

まとめ

11月2週目、前半のお弁当をご紹介しました。

乳製品のアレルギー対応食って、特別な調味料を使うイメージですが、

ほぼ和食のわが家では、昔ながらの調味料さえ使っていれば、

難しいことはありません。

牛乳もバターもないのですが、意外とストレスなくお弁当作りできていると思います。

そう、無理に洋食を作ろうとしていた頃は結構大変でしたね。笑

 

週の前半なので、畑の野菜が中心。

「あぁ、頑張って大きくなったね。」って、ニヤニヤしながら料理しています。

午前テレワークの主人から、良からぬことを企んでいないかと、

よく不審がられます。

まっ、そんなことは気にせず、

お弁当作り、楽しみますよ~(=゚ω゚)ノ

 

お弁当作りに欠かせない調味料『魚醤』、実は簡単に作れます。

魚醤ばっかりだね。

そうなんです‼

魚醤って、使わない日はないくらい、

めちゃくちゃ便利な調味料なんです。

しかも魚の種類も違うと、味も香りも違うので、

色々料理に合わせて使い分けています。

小麦アレルギーでも醤油は大丈夫って場合もあるようですが、もし醤油もNGでしたら、

魚醤作ってみてはいかがでしょうか?

 

畑って楽しそう!興味のある方はこちらもどうぞ

サポート付きのプランもある「シェア畑」は、ほとんどが都心から1時間圏内のところにあります。

農具も揃っているので、持っていくものは長靴と軍手くらい。

シェア畑は肥料は化学肥料ではなく有機質肥料のみを使い、殺虫剤などの化学農薬は一切使いません。

安心して食べられる無農薬野菜を手に入れたいと思ったら、「食べチョク」で生産者の方から直接送ってもらうのがいいと思います。

私も育てていない野菜や果物は、よく食べチョクで購入します。

 

こだわりの野菜は買うことができます。

ただ「こだわりの野菜を作る体験」は買うことができません。

理科の教科書では学べない本物の学習や、採れたての野菜を食べる喜び(=食育)は、

今の畑がわが家に与えてくれたものです。

最近では「休日どこ行く?」の夫婦の密談は激減し、「畑いつ(何時に)行くの?」と子供たちから聞かれることが増えました。

 

野菜を育ててみたいなと思った方は、まずは説明会に参加してみるのはいかがでしょうか?

子供と畑仕事、発見の連続で楽しいですよ!

 

こだわりの野菜や果物、こちらで購入できます

保存食作りのように、1種類の野菜や果物をまとめて購入したい時は「食べチョク」がおすすめです。

小分けにされたものを何袋も購入するより、生産者の方から直接送ってもらう方が鮮度も状態のいいものが手に入ります。

農薬化学肥料不使用などのこだわりポイントが分かりやすく説明されているので、スムーズに選ぶことができますし、

何より安心感が違います。

 

わが家の種、ここで購入しています

すんき漬けかぐら南蛮味噌など郷土料理を作ることが多いわが家。

ホームセンターではなかなか取り扱っていない地方の伝統野菜や、自家採取可能な固定種の種を探して買い求めました。

 

在来種の種

✔ 野口のタネ/野口種苗研究所

日本全国の伝統野菜や固定種の種を取り扱っています。
「会津早生菊南瓜」はわが家の1番人気です。

✔ たねの森

農薬・化学肥料を使わずに栽培された、自家採取可能な野菜・ハーブ・花の種を取り扱っています。
種を取り扱っているお店や、苗を販売している農家さんの紹介ページもあります。

✔ グリーンフィールドプロジェクト

農薬なし・化学肥料なし・遺伝子組換えなしの種を取り扱っています。
業務用サイズもあるので、たくさん植えたい方におすすめです。

 

種を採るのも大事な仕事!

ニンジンの種

 

次のシーズンに向けて、着々と準備しています。

自家採取した種

 

 


 

この記事が、皆さんの発酵生活のお役に立てたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

参考サイト
野口のタネ,春まき野菜のタネ>ナス
野口のタネ,春巻き野菜のタネ>トマト

 
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