こんにちは。
都内で発酵ワークショップnanairo!を主宰しています、マキ太です。
はじめての方は、こちらもどうぞ。
自家製の発酵食品を使った料理は、Twitterでほぼ毎日更新中。
夏になると出番が多くなる、冷たい麺類。
そうめん・そば・うどんなど、食欲が落ちてしまいがちな暑い日にも、
さっと出来て、ツルツル食べられます。
その薬味に欠かせないのが、青じそ(大葉)。
先日、千葉の南房総の道の駅で、
青じそをたくさん購入してきました。
南房総は、都内よりも気候が温暖なので、
路地物(ろじもの)の野菜の収穫が2週間以上早いのです。
薬味にするには、フレッシュな生の青じそが欠かせませんが、
一度にそんなにたくさん使うことはできません。
それでも、すぐに鮮度が落ちて、
葉が黒くなってしまいます。
そんな時は、日持ちもする、
ペースト(ソース)にするのがおすすめです。
早速、夏の爽やかな香りが口いっぱいに広がる、
「青じそペースト」を作ります。
青じそたっぷり‼和風ジェノベーゼソースの作り方
材料について
青じそペーストの材料は、青じそとごま油とにんにくと白ごまと塩です。
・ごま油・・・100g(青じその2倍)
・にんにく・・・ 25g(小さめのにんにく1/2個)
・白ごま・・・5g
・塩・・・5g
【できあがりの量:およそ180g】
すべてグラム(g)表示です。
青じそについて
青じそは、生のフレッシュなものを使います。
青じそは、1年中手に入りやすい食材ですが、
旬の時期は、6月中旬~9月頃です。
ごま油について
わが家では、白ごま油を使っています。
ごまに圧力をかけて油を搾り取る、昔ながらの製法(圧搾製法)で作られています。
生のまま搾っているので、一般的な焙煎したゴマから抽出した茶色いごま油とは違って、
色や香りもなく、使いやすいです。
素材の味の邪魔をしないので、おすすめです。
にんにくについて
6月といえば、ちょうど新にんにくが出回っている時期です。
スーパーなどで購入するにんにくは、収穫後に乾燥保存されたもので、
生のフレッシュな香りを楽しめるのは、旬の時期だけです。
今回は、千葉産の新にんにくを使います。
塩について
次に、保存性を高めるために重要な役割を果たす塩ですが、
精製された塩ではなく、ミネラルが豊富に含まれる粗塩を選んでいます。
平釜でじっくり炊き上げられた昔ながらの塩は、
素材との馴染みがよいと言われています。
もし近くで新鮮な青じそやにんにくを購入できない時は…
食べチョクがおすすめ。
✔ 農薬化学肥料不使用 の野菜もたくさん。
スーパーでは、なかなか栽培方法にまでこだわった青じそはありません。
採ってすぐのフレッシュな食材を、農家の方から直接送っていただけるのは、
何より安心です。
→食べチョクのホームページはこちら
・ごま油・・・100g(青じその2倍)
・にんにく・・・ 25g(小さめのにんにく1/2個)
白ごま・・・5g
・塩・・・5g
【できあがりの量:およそ180g】
すべてグラム(g)表示です。
レシピ
①青じそをよく洗います。
農薬をつかっていない青じそは、虫も大好きです。
葉の裏まで確認して、流水できれいに洗います。
キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
サラダスピナーがあれば、さらに楽かと…
水分を拭き取らないと、仕上がりが水っぽくなります。
②にんにくの皮をむき、小さめに切ります。
③ミキサー(フードプロセッサー)にすべての材料を入れ、ペースト状にします。
「フラッシュ機能」を使い、食材が熱をもたないようにします。
フラッシュ機能は、ボタンを押している間だけ刃が回転するので、
水分がすくないペーストを作る時にも便利です。
④容器に移し、白ごまを混ぜ合わせます。
結構たっぷり入れます。
こぼれないように、混ぜ合わせて…
完成です‼
保存について
青じそペーストは、冷蔵庫で保存します。
日持ちがどのくらいするかは、はっきりとは言えませんが、
わが家では1週間くらい食べています。
ただ作った翌日には、表面の色だけが変わります。
空気に触れているところが、色が悪いです。
黒くなったところも、気にせず使っていますが、
✔ 変色が気になる
✔ 1週間以上保存したい
そんな時は、「小分けにして冷凍保存」がおすすめです。
こんな感じに。
冷凍すると、キューブ状になります。
生のまま加工しているので、劣化が進まないわけではありませんが、
冷蔵より長く使うことができます。
材料を替える
わが家では、最近えごま油やアマニ油(オメガ3)を使う機会が増えています。
白ごま油をえごま油などに替えてもいいかもしれません。
ただ、加熱調理には向いていないので、
パスタなど温かいものに和えるのであれば、やはり白ごま油かオリーブオイルで作るのがよさそうです。
まとめ
青じそペースト
つくる時期
6月~9月
難易度
難しい ☆☆☆☆★ やさしい
混ぜるだけで、簡単‼
かかる時間
15分
保存
冷蔵・冷凍
ハーブは、そのままサラダにして食べるのもいいですが、
ペースト(ソース)にすると、食材ともよく馴染み、
食べやすさが格段にアップします。
夏の収穫全盛期に、大量消費レシピとしてもおすすめです。
またわが家では、青じそと同じように、
バジルでもペーストを作っています。
オリーブオイルたっぷりの「バジルペースト」
この2種類のペーストがあると、和食には青じそペースト、
洋食にはバジルペーストと使い分けもでき、便利です。
この時期のわが家の冷凍庫は、ペーストのストックがいっぱいです‼
青じそペーストを使った、おすすめレシピ
青じそペーストは、そのままどんな料理にも活用できる、
万能調味料です。
わが家では、よく焼きのりと一緒に使っています。
きゅうりと油揚げの和風青しそサラダ
乱切りにしたきゅうりと、本みりんと醤油で甘じょっぱく煮た油揚げに、
青じそペーストを和え、焼き海苔を散しました。
チヂミみたいな「韓国風じゃがいものガレット」
千切りにしたじゃがいもを、フライ返し(ターナー)で上からジュージュー押しながら焼き、
青じそペーストで味を付けました。
食べやすく、子どもの朝食にも◎
じゃがいも1個でできる、おすすめレシピです。
青じそパスタ
茹でたパスタに和えるだけ、七味とも合う和風パスタです。
その他にも、鶏肉との相性が抜群‼
チャーハンや和風パスタの味付けにもおすすめです。
青じそを使った、おすすめレシピ
味付けなし‼昆布なし‼刻むだけの「山形のだし」
千葉の郷土野菜はぐらうりを使った「鉄砲漬け」
ふりかけ感覚で使える「こども七味」
今回使った、おすすめのキッチン用品
weckのキャニスター
サイズも豊富で、使い勝手も◎
浅いタイプは、スプレッドなどの、
付けて食べるものにおすすめです。
子ども達にも蓋が開けやすく、食卓にそのまま出しています。
こだわりの材料を選ぶのは、食べチョクがおすすめ。
✔ 農薬化学肥料不使用 のバジルやにんにくもあります。
収穫してすぐの食材を、農家の方から直接送っていただけるのは、
何より安心です。
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まだまだ動画は少ないですが、
自家製の発酵食品の作り方や、それを使ったレシピを公開していく予定です。