ジャムにとろみつけるだけじゃない⁉自家製りんごのペクチンの使い方

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りんごのペクチン ジャム・ペクチン
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こんにちは。

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手づくりのジャム、なかなかうまく固まらない・・・

そんな時に活躍するのが、「ペクチン」です。

 

ペクチンは、粘度を上げてジャムをゼリー化(ゲル化)させる成分の、

食品添加物です。

 

ケーキの材料が揃う製菓専門店には、粉末のペクチンもあります。

その多くが、りんご柑橘類から抽出した原料で作られています。

 

ヨーグルトをよく食べるわが家では、はちみつや旬の果物で作ったジャムは欠かせません。

 

ジャムも手作りなら、ペクチンも手作りがいい‼

そう思って作り始めたのが、りんごのペクチンです。

 

わが家では、2つの方法で作っています。

 

まずは、りんごの皮だけを使って作る方法です。

 

りんごの皮

 

そのまま食べて美味しい品種(サンふじなど)の場合は、

実はそのままデザートとして食べて、りんごの皮だけを使って作ります。

皮もあえて厚むきするので、子供たちの「剥き方の練習」にもなります。

 

 

もう1つは、りんごを丸ごと使って、

ペクチンとリンゴ煮を一緒に作る方法です。

 

自家製紅玉ペクチンとリンゴ煮の完成。

 

酸味が強く、加工した方が美味しく食べられる紅玉のような品種は、

リンゴ煮も一緒に作って、アップルパイの中身などに加工しています。

 

 

どちらのペクチンも、ちょうどいい「とろみのあるジャム」を作ることができます。

 

今回は、わが家でどのようにペクチンを使っているか、

その使い方と、ジャム以外のおすすめレシピをご紹介します。

 

ただとろみをつけるだけじゃない⁉りんごのペクチンのおすすめの使い方

手づくりジャムにペクチンを使うベストなタイミングは?

市販のジャムには、必ずといっていいほど、

ペクチンが添加されています。

 

ただ、手作りの場合は、

ペクチンを入れない方が多いような気がします。

 

実際私も、ペクチンを自作するまでは、

頑なに「果物と砂糖とレモン汁」という王道レシピで作っていました。

 

固まらないことがあっても、「手作りだからしょうがないよね…」と、

半ば諦めていました。

 

ペクチン不使用でも、トロっとしたジャムを作ることができます。

入れない方が、素材の味が活きるとおっしゃる方も。

ただ、「熟練の技」「1℃単位の温度管理」が必要になります。

 

それがなかなか難しい…

 

ではジャム作りに慣れていない場合は、入れた方がいいのか?というと、

必ずしもそうではありません。

 

元々ペクチンを多く含む果物(オレンジなど)の場合、十分に煮詰めるだけで、

ジャム本来の糖度(甘味)粘度(とろみ)に仕上がります。

 

出来上がった時に、少し別の容器にとって冷やして、

「なんかうまく固まらないなぁ…」

そうなってはじめて、ペクチンの出番がやってくるのです。

 

イチゴのように、ペクチンの含有量が少ない果物はペクチンを足しますが、

イチジクのように、煮詰めるだけで十分なとろみが出る果物は、

ペクチンを足す必要がありません。

 

いちごジャムといちじくジャム

「いちごジャム」と「いちじくジャム」
 
✔ ジャム作りにあまり慣れていない
✔ 時間と手間をあまりかけられない、時短でジャムを作りたい
✔ 「ペクチンを多く含んでいる果物」以外で作る
 
そんな時は、ペクチンを使うのがおすすめです。
 

 

また、もうひとつわが家であるあるなのが、

収穫してすぐのジャム用の完熟いちごを購入したものの、

そのまま食べてしまい、いちごが少なくなってしまった…

 

ジャム用のいちご

 

そんな少量の果物でジャムを作る時に、ペクチンを使って少し増量することもあります。

「裏技」と言ってしまっていいのかどうか分かりませんが…笑

 

ヨーグルトをよく食べるわが家では、はちみつや旬のフルーツを使ったジャムは欠かせません。

 

ちなみに、わが家の鉄板の組み合わせは、

ジャム+「すんき豆乳ヨーグルト」です。

 

 

お砂糖の替わりに使う

紅茶に入れる

温かい紅茶にスプーン1杯のりんごのペクチンを入れると、

ほんのり甘い「アップルティ-」の出来上がり。

 

普段は紅茶に砂糖を入れないわが家でも、このアップルティーは大人気です。

 

料理に使う

さつまいもが大好きな子供たち、りんごのペクチンで甘味をつけた「大学芋」が大好きです。

 

大学芋には、水あめを使うレシピが多いようですが、

水あめって、なかなか購入する機会がありません。

 

油で素揚げしたさつまいもに、りんごのペクチンと醤油を和えただけですが、

まるでお菓子のように、美味しく仕上がります。

 

大学芋

 

冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもおすすめです。

 

お菓子作りの材料として

りんごのペクチンは、砂糖の替わりにもなり、

お菓子作りにも大活躍です。

 

卵・無調整豆乳・りんごのペクチンを使って作る、アップルティ-風味の「豆乳プリン」

 

豆乳プリンの材料

 

アールグレイの茶葉を使ってミルクティーを作り、漉した(こした)卵とりんごのペクチンを加えます。

 

アールグレイと豆乳

卵を漉し、りんごのペクチンを加える。

 

あとはセイロ(蒸し器)で蒸すだけです。

 

セイロを使って蒸します。

 

甘さは控えめですが、りんごとアールグレイの香りで、

砂糖を使わなくても、食べやすい豆乳プリンになります。

 

また、ケーキやタルトを作る時に、

上にのせる果物のつや出しに使う「ナパージュ」の代用としても使っています。

 

いちごにツヤが出ると、一気に高級感がアップします。

 

わが家には、乳製品制限中のアレルギーっ子がいるので、

誕生日ケーキは手作り派です。

 

まとめ

りんごのペクチン、ジャムにとろみをつけるだけでなく、

甘味料としても、色々な料理に大活躍です。

 

りんごのペクチン

 

密封すると、ジャムと同じように常温での保存が可能ですし、

長く保存したい場合は、冷凍保存することもできます。

 

日持ちがどのくらいするかは、はっきりとは言えませんが、

わが家では半年くらいは使っています。

 

こだわりの材料を選ぶのは、食べチョクがおすすめ。

✔ 農薬化学肥料不使用 ✔ 農薬節約栽培 の果物もたくさんあります。

皮を使うので、栽培方法がしっかり明記されていると安心です。

ペクチンも、熟しすぎた果物より、
新鮮なものにより多く含まれているようです。

農家の方から直接送っていただけので、1番いい状態のものが手に入ります。

 

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まだまだ動画は少ないですが、

自家製の発酵食品の作り方や、それを使ったレシピを公開していく予定です。

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