固まらないジャムの救世主:皮だけ⁉簡単『りんごのペクチン』の作り方

ジャム・ペクチン
スポンサーリンク

こんにちは。

都内で発酵ワークショップnanairo!を主宰しています、マキ太です。

はじめての方は、こちらもどうぞ。

nanairo!の紹介

自家製の発酵食品を使った料理は、Twitterでほぼ毎日更新中。

マキ太@発酵生活

 


 

暑さが落ち着く秋、りんごの美味しい季節がやってきます。

 

りんごのピンクッション

 

旬の果物は、そのままで食べるのが一番好きです。

わが家の子供たちも、2・3個あっという間に食べてしまいます。

 

たくさん食べれば食べるほど残ってしまうのが、りんごの皮です。

 

大量のりんごの皮

 

りんごの皮、なかなか使い道に困ってしまいます。

これを何かに活用できないか…

 

そんな時におすすめなのが、「りんごのペクチン」です。

 

ペクチンって⁉

よく市販のジャムのパッケージに書いていある、アレです。

ペクチンは、粘度を上げてジャムをゼリー化(ゲル化)させる成分の、

食品添加物です。

 

ケーキの材料が揃う製菓専門店には、粉末のペクチンもあります。

その多くが、りんご柑橘類から抽出した原料で作られています。

 

ヨーグルトをよく食べるわが家では、はちみつや旬の果物で作ったジャムは欠かせません。

 

ジャムも手作りなら、ペクチンも手作りが◎

 

今回は、普段食べない「皮の部分だけ」を使って、

手づくりジャムをマスターする、りんごのペクチンを作ります。

 

固まらないジャムの救世主:りんごの皮だけを使った、自家製ペクチンの作り方

以前わが家では、りんごを丸ごと使ってペクチンを作っていました。

 

「りんごのペクチンは、皮と実の間に多く含まれている」と知り、

それなら、皮だけでも作れるかも‼と思い、

作ってみました。

 

これが、予想以上によかったんです。

 

りんごの実は、今までと同じように食べられますしね。

 

材料について

りんごのペクチンの材料は、りんごの皮と砂糖とレモン汁と水です。

 

\りんごのペクチンの材料/
りんごの皮・・・3個分(350g)
水・・・りんごと同量(350g)
砂糖・・・りんごの半量(175g)
レモン汁・・・りんごの10%(35g)
わが家のレシピは、スケール1つで計るので、
すべてグラム(g)表示です。

 

りんごについて

りんごは、農薬不使用(無農薬)での栽培がとても難しい果物です。

今回のように、りんごの皮を使う時は、

栽培方法がきちんと明記されたりんごを選ぶようにしています。

 

今回使った品種は、そのまま食べても美味しい「サンふじ」です。

 

砂糖について

白砂糖をあまり使わないわが家では、

北海道のてん菜から作られたてんさい糖や、

沖縄や鹿児島のさとうきびから作られた粗糖を使っています。

 

茶色の砂糖を使うと、作れないわけではないですが、

ペクチンの色は、どうしてもきれいに出ません。

 

ペクチンの色が濃いと、それを使って作るジャムの色も、

濃くなってしまいます。

 

はじめて作る時は、グラニュー糖がおすすめです。

 

レモンについて

1年中購入できるレモンにも、美味しい旬の時期があります。

国産レモンの場合、りんごと同じく、

晩秋~冬の時期です。

 

冬が旬のレモン

 

11月頃から、スパイシーな香りのグリーンレモンが手に入ります。

 

搾り汁だけを使うとはいえ、農薬やワックスも気になります。

 

もし近くでこだわりのりんごやレモンを購入できない時は…

 

食べチョクがおすすめ。

✔ 農薬化学肥料不使用 ✔ 農薬節約栽培 の果物もたくさんあります。

皮を使うので、栽培方法がしっかり明記されていると安心です。

農家の方から直接送っていただけので、新鮮な状態のものが手に入ります。

→食べチョクのホームページはこちら

 

\りんごのペクチンの材料/
りんごの皮・・・3個分(350g)
水・・・りんごと同量(350g)
砂糖・・・りんごの半量(175g)
レモン汁・・・りんごの10%(35g)~
わが家のレシピは、スケール1つで計るので、
すべてグラム(g)表示です。

 

レシピ

①りんごの表面をきれいに洗います。
 
りんごの皮がベタベタしていることがありますが、完熟になるにつれて内側から出てくる成分によるものです。
 
②りんごの皮をむきます。
 
りんごの皮
 
少し厚めにむきます。
 
③りんごの皮と水を鍋に入れ、中火でコトコト煮ます。

りんごの皮をコトコト煮ます。

 

④30分ほど煮た後、りんごを漉し器(こしき)を使ってこします。

りんごの煮汁

 

わが家では、「スープこし器」を使っていますが、

目の細かいザルでも代用は可能です。

 

実を崩さないよう、スプーンなどを使ってそっと押します。

 

きれいな薄いピンク色の煮汁です。

 

薄ピンク色のりんごの煮汁

 

煮汁を鍋に戻します。

 

⑤りんごの煮汁に砂糖とレモン汁を加え、焦げないようにかき混ぜながら加熱します。

 

中玉のレモン1個から、50gくらいのレモン汁がとれます。

※レモン汁は少し多めでも構いません。

 

りんごのペクチン、煮詰めます。

 

砂糖を入れた後は、焦げないように木べらで混ぜながら加熱します。

 

だんだん色も変わってきて、少しとろみが出てきます。

 

⑥少しとろみが出てきたところで火を止め、消毒したビンに入れます。

消毒したビン

 

鍋から移す際、鍋にとろみの成分が残りやすいので、

木べら等でしっかり取ります。

 

今回は、120g×2の自家製ペクチンが出来ました。

 

りんごのペクチン

 

保存について

りんごのペクチンは、ジャムと同じように保存します。

 

密封した場合は、常温で保存しています。

 

また、冷凍保存もできます。

 

冷凍する場合は、膨張してビンが割れてしまう可能性があるので、

量をやや少なめに調整します。

 

材料を替える

今回は、比較的一般的なサンふじという品種で作りました。

 

他のりんごで作るとどうなるのかというと…

皮の色が鮮やかな紅玉で作ると、

 

紅玉のスライス

 

ペクチンの色も、より赤みが強く出ます。

 

紅玉のペクチン

 

使い勝手はあまり変わりませんので、手に入りやすい新鮮なりんごを使うのがいいかと。

 

「赤くないりんごで作ったら、どうだろう⁉」

 

色々チャレンジしてみる価値は、ありそうです。

 

また、柑橘類の果皮由来のペクチンも、

いい材料が手に入ったら、作ってみようと思います。

 

まとめ

りんごの皮と芯

りんごのペクチン

おすすめの季節
秋~冬

難易度   
難しい ☆☆☆★☆ やさしい
時間はかかるけど、工程はシンプル‼

保存
常温・冷凍

 

今回は、大きめのりんご3個分の皮を使って作りました。

 
皮だけを使うので、まとめて大量に作ることはできませんが、

普段は捨ててしまっている部分だけで作ることができる、わが家のエコ・クッキングです。

 

またジャムは、ペクチン不使用でも作ることができます。

その方が、素材の味が活きるとおっしゃる方も。

ただ、「熟練の技」と「1℃単位の温度管理」が必要になります。

 

それはちょっと厳しい‼

 

ジャム作りに、そんなに手間はかけられない、

そんな時に、このペクチンが役立ちます。

 

ただし、毎回使う必要もありません。

 

元々ペクチンを多く含む果物(オレンジなど)の場合、十分に煮詰めるだけで、

ジャム本来の糖度(甘味)粘度(とろみ)に仕上がります。

 

出来上がった時に、少し別の容器にとって冷やして、

「なんかうまく固まらないなぁ…」

そんな時に使うのがおすすめです。

 

子供たちが大好きな「いちご」や「ブルーベリー」も、サラっとした仕上がりになりがちです。

 

ヨーグルトソースにするのはいいのですが、ジャムとしてパンに塗った時に、

サラっとし過ぎてパンから流れ落ちてしまい、「あぁ…」と残念な思いをしたことも。

 

子供たちもジャムらしいとろみがあると、ちょっと食べやすくなるようです。

 

ちなみに、この「いちごジャム」と「いちじくジャム」、

 

いちごジャムといちじくジャム

 

いちごジャムにはペクチンを足しましたが、イチジクは比較的含有量が多いのか、

ペクチンを使わなくてもとろみがつきました。

 

わが家の「豆乳ヨーグルト」にも、よく合います‼

 

 

りんごのペクチンのおすすめの使い方

わが家でのおすすめの使い方をまとめました。

 

 

りんごを使った、おすすめレシピ

鮮やかな赤い色の「紅玉のペクチン」

アップルパイの中に入れる、リンゴ煮も一緒にできます。

 

 

見た目は美味しそう、だけどパリッとしていない・・・

そんな時はジャムもいいけど、保存可能な「焼肉のたれ」がおすすめです。

ジンギスカンにも◎

 

 

こだわりの材料を選ぶのは、食べチョクがおすすめ。

✔ 農薬化学肥料不使用 ✔ 農薬節約栽培 の果物もたくさんあります。

皮を使うので、栽培方法がしっかり明記されていると安心です。

ペクチンも、熟しすぎた果物より、
新鮮なものにより多く含まれているようです。

農家の方から直接送っていただけので、1番いい状態のものが手に入ります。

 


この度、

youtubeに、『nanairo!チャンネル』ができました!

 

まだまだはじめたばかりですが、

自家製の発酵食品の作り方や、それを使ったレシピを公開していく予定です。

その他、DIYや子育て情報を発信していきます。

nanairo!チャンネル


 

 
タイトルとURLをコピーしました