こんにちは。
都内で発酵ワークショップnanairo!を主宰しています、マキ太です。
はじめての方は、こちらもどうぞ。
自家製の発酵食品を使った料理は、Twitterでほぼ毎日更新中。
12月、
寒い日が続くと、無性に温かいものが食べたくなります。
\そうだ!夜は鍋にしよう (;”∀”)/
旬の白菜やネギがたっぷり入った鍋は、
からだもぽかぽか温まります。
そんな鍋料理に欠かせないのが、
そう!
\ポン酢です/
わが家で1番人気の鱈(タラ)の白子鍋も、
もちろん!
\ポン酢が大活躍です (^<^)/
大人にも子供にも、大人気です♪
市販のポン酢って、鍋好きのわが家では、
すぐになくなってしまうんです (*ノωノ)
それに、原材料にずらりと並ぶ添加物も
気になります…
それなら、
自分で作るのが1番‼
今回は、冬が旬のゆずの果汁がたっぷり入った、
自家製ゆずポン酢を作ります。
酢なし!みりんなし!簡単で美味しい『自家製ゆずポン酢』の作り方
材料について
ゆずについて
今回は、実は小さめですが、
香りのよい、花ゆずを使います。
関東では、12月頃から黄色に色付きはじめます。
黄色になったもの(黄ゆず)を使いますが、
多少青くても、涼しいところに置いておくと黄色に変わってきます。
旬のゆずは、果汁がたっぷり入っています。
花ゆずは、片手に2・3個のるくらい小さめですが、
ゆずの重さのおよそ30%の果汁を摂ることができます。
かつお節について
鰹節には、荒節と枯れ節があります。
カビ付けしたものを枯れ節といい、
3~4回カビ付けをすると、本枯れ節とよばれる、
最高級品となります。
本枯れ節を毎回使えればいいのでしょうが…
今回は、比較的リーズナブルに購入できる、
荒節の厚削りを使います。
蕎麦屋さんが、濃いだしをとるための削り節です。
昆布について
昆布は、栄養価が高いといわれる、
根昆布を使います。
12時間で、驚くほどとろみが出てきます。
・醤油 ・・・ ゆずの果汁と同量
・厚削りのかつお節 ・・・ 1~2枚
・根昆布 ・・・ 1~2枚
【出来上がり:およそ220g】
レシピについて
①ゆずの果汁をしぼります。
今回は、内皮を別に使う予定があったので、
絞り器ではなく、スープ漉し器を使いました。
(目の細かいザルでも構いません。)
内皮を使わない場合や、ゆずが大きい場合は、
絞り器を使う方が楽です。
②同量の醤油を加えます。
③厚削りのかつお節と、根昆布を入れます。
昆布の表面は、水で濡らしたキッチンペーパーなどで、
軽く拭く程度でokです。
すべての材料が、液体に浸かるようにします。
1週間ほどで、少しとろみのある、
だしの旨味たっぷりのゆずポン酢ができます。
市販のものより、果汁の割合が多いので、
冷蔵庫で保存し、早めに使うようにしてください。
Q&A
できるだけ早くポン酢が食べたい!
せっかく作ったんだから、
できるだけ早く食べたいですよね。
もしゆずが手に入るまでに時間がある時は、
先に厚削りのかつお節を醤油に漬けておきましょう。
1週間ほどで、香りのよいだし醤油ができあがります。
わが家では、広口のビンにまとめて作って、
いつでも使えるようにしています。
このだし醤油を使うと、
1週間待たずに、一晩で美味しいポン酢を作ることができます。
いつでも自家製ポン酢を作る方法①
自家製のポン酢は、長期間保存できません。
でも、ポン酢は常備しておきたい。
そんな時は、ゆずの果汁を冷凍保存しておくと便利です。
200ccずつ小分けにしておけば、
冷蔵庫で解凍した後、そのままポン酢作りに利用できます。
いつでも自家製ポン酢を作る方法②
冷凍した果汁を使うほかに、
ゆず以外の果物(柑橘類)で作る方法があります。
冬は、だいだいやレモン
だいだいポン酢
レモンポン酢
夏は、すだちやかぼす
その他にも、摘果みかんや摘果ゆずでも作る事ができます。
わが家では、1年を通して、
色々な柑橘類でポン酢を作っています。
比較的甘みの少ないものが、ポン酢には合うんです!
まとめ
自家製ゆずポン酢
仕込み時期
冬(12月~2月)
難易度
難しい ☆☆☆☆★ やさしい
(やさしい)
食べ始め
1週間後~
保存
冷蔵
自家製のポン酢は、市販のものより果汁の割合が多く、
日持ちはしません。
ですが、減塩にもなるので、
からだにはやさしいです。
ポン酢作りにピッタリの柑橘類が見つからない季節は、
市販の減塩ポン酢から選ぶのも、おすすめです。
こだわりの材料をそろえるなら、食べチョクがおすすめ。
農家の方から直送される果物は、なにより新鮮です。
スーパーには並ばない、キズがある訳アリ品が、お得に購入できることも。
特に保存食作りなど、1つの種類をたくさん購入したい時は、本当におすすめです!
ゆずを使ったおすすめレシピ
ゆずは、香りもよく、
いろいろな調味料を作ることができます。
マキ太のTwitter
今月の発酵ワークショップ
— マキ太@発酵生活 (@nanairo01328645) November 18, 2020
『三五八漬けとグリーンレモンポン酢』
三五八漬けとは、
✔︎東北地方の麹を使った漬物床
✔︎塩麹より甘みがあり、使いやすい
✔︎使う分だけ分けて使う
✔︎お手入れいらず、ぬか漬けが続かない人にもおすすめ#三五八漬け#発酵#自家製調味料 pic.twitter.com/7ts7VL5Tuc
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まだまだ動画は少ないですが、
自家製の発酵食品の作り方や、それを使ったレシピを公開していく予定です。