こんにちは。
都内で発酵ワークショップnanairo!を主宰しています、マキ太です。
はじめての方は、こちらもどうぞ。
自家製の発酵食品を使った料理は、Twitterでほぼ毎日更新中。
わが家の定番の漬物床、『三五八漬け』。
三五八漬けとは、東北地方(主に福島と山形)に昔から伝わる、
『塩・麹・蒸米』を、3:5:8の割合で合わせて作られる、
麹漬けの漬物床です。
地元のスーパーでは、そのまま使える三五八漬けの素が、
常時、数種類並んでいます。
ぬか漬け以上にメジャーかも⁉
とても身近な漬物床です。
◎しっとりとして、素材との馴染みがいい!
◎冷凍保存もできる!
そんな、使い勝手のいい、
気軽にチャレンジできる、三五八漬け。
わが家では、残りご飯を使って、
減塩タイプの三五八漬けの素を、作っています。
今日は、三五八漬けで作る、
わが家のおすすめレシピを、ご紹介します。
魚も肉も!お手入れフリーな三五八漬けの素を使ったおすすめレシピ
基本の漬け方
三五八漬けは、使う分だけを分けて使います。
ぬか漬けと同じように、野菜を漬け続け、
味がうすくなったら塩を足し、少なくなってきたら材料を足し、
使い続ける漬物床として楽しんでいらっしゃる方も。
でも、それって、
かなりの上級編なんです。
目指すは、
✔ 使いたい時だけ使える!
✔ お手入れフリーで、いつでも同じ味が楽しめる!
そんなわがままを叶えてくれる漬物床です。
食品用のポリ袋に、水洗いした野菜と少量の三五八漬けの素を入れて、
もみこみます
袋の中の空気を抜き、野菜とよく馴染むようにします。
冷蔵庫で保存します。
さっと水洗いし、薄く切っていただきます。
わが家では、夜漬けて朝食べる8時間漬けがちょうどいいです。
薄味がお好きな方は、4時間くらいを目安に漬けてみてください。
ニンジンなどのかための野菜は、漬け時間を長めにするか、
半分に切ってから漬けるのがおすすめです。
和風
きざみ昆布と一緒に漬けると、だし味がプラスされ、
おいしく食べられます。
さらに、大葉をちらすのがおすすめです。
中華風
お漬物の定番の野菜、キュウリ。
浅漬けにして、ごまとごま油で合えて、
焼き海苔をもんでのせるだけで、
箸のとまらない、居酒屋さんの中華風漬物に!
魚を漬ける
焼き魚
魚も、野菜と漬け方は同じです。
少量を袋に入れ、もみ込みます。
開きの場合は、身よりも皮に付けます。
ただ野菜とちがうのは、洗わないところ。
表面についたところを、軽く落としてから焼きます。
※若干焦げやすいので、注意してください。
刺身
三五八漬けは、そのまま食べることもできます。
わが家では、サーモンの刺身をうすく切って、
煮切った少量のみりんと一緒に、漬け込んでいます。
そのままでもおいしいですが、
いくらをのせると、ちょっとしたハレの日レシピになります。
また、ワサビと一緒に食べると、
グッと大人味になります。
肉を漬ける
わが家では、鶏ハム、唐揚げ、ベーコン、パンチェッタ(熟成肉)も、
三五八漬けで漬けています。
ただ、減塩タイプで作っているので、
塩を少し足しています。
※塩分が少なすぎると、肉に臭みが残ってしまいます。
肉を漬ける場合は、塩を足すか、
減塩タイプではないものが、おすすめです。
納豆を漬ける
ひきわり納豆を混ぜて、納豆漬けを作ることもできます。
即席の五斗納豆のような味になります。
ひきわり納豆に、麹と塩を入れて、
発酵させたものです。
作ってみて、おすすめのレシピがありましたら、
またご紹介します/