こんにちは。
作れるものは何でも作ってみたい!発酵マニアのマキ太です。
はじめての方はこちらもどうぞ→マキ太と家族のこと
わが家の3人の子供たち、それぞれ乳製品などにアレルギーがあり、
アレルギー対応の給食を提供して貰っていましたが、
今年度から給食を辞退し、完全弁当生活を送っています。
わが家のお弁当は、ざっくりと
✔ 作り置きなし
✔ 冷凍食品、チルド食品、総菜なし
✔ 味付けはほぼ自家製調味料
✔ 週の前半は畑の野菜が盛り沢山
✔ 魚8割、肉2割
茶色率高めの地味弁当です。
キャラ弁、作れないんです…
チャレンジしたことはありましたが、笑っちゃうくらいセンスがない…(/ω\)
一応ゴマを目にしてみたり、ケチャップで顔を書くくらいはできますよ。
幸運なことに、好き嫌いも全くなく、
見た目はあまり気にしない、味重視な子供たちなので、
今まで子どもウケするお弁当を作る必要がありませんでした。
なので、いつものご飯が、
箱に少々丁寧に詰められている、それがわが家のお子様弁当です。
学校によっては、「給食と同じメニューにして下さい。」って言われることもあるようですが、
わが家の子供たちが通う小学校も中学校も完全自由、私も合わせられる余裕はないので、
みんながカレーでもお魚定食を食べています。笑
わが家の台所は、毎日1時間だけ給食室になります。
3口ガスコンロとガスオーブンをフル稼働、
子供たちが「お弁当がいい!」と言ってくれているうちは、頑張りますよ!(=゚ω゚)ノ
さて、これ何だか分かりますか?
正解は『レモングラス』、おしゃれなカフェで出てくるハーブティーによく入っているアレです。
畑で遠くから見ると、あの制御不能な雑草のメヒシバ(イネ科)によく似ているので、
はじめ気が付かなかったのですが、葉をちぎってみると一目瞭然、
レモンのいい香りがします。
ルイボスティーと合わせると、飲みやすいです。
実は私、コーヒー大好きで、
ブラックコーヒー毎日2~3杯飲んでいたんです。
それを今年のはじめに、スパっと辞めてみました。
ちょっと飲み過ぎて気持ち悪くなった時もあったので…
すぐに飲みたくなるだろうと思っていたのですが、意外とそうでもなく、
「あっ、この勢いカフェイン断ちしてみよう!」と試しにやってみて、今に至ります。
思い返すと、夜寝つきが悪かったり、
睡眠が浅かったり、影響は出ていたんです。
主人も運転をしていてリフレッシュしたい時に、1ヶ月に1、2度飲む程度になりました。
眠くなったら、運転手チェンジすればいいだけですしね。
それでかな!?最近私の出番が増えました。笑
あと予想外だったのが、意外と出費が増えていたこと。
専門店でオーガニックコーヒーを豆から挽いてもらっていたので、200g1,600円程度、
それが1週間もたなかったので、計算すると…
1ヶ月で1万円近く使っていました。
ナント…家計簿つけないから気付かない私(;・∀・)
今は野草茶やハーブティーなど、毎日気分に合わせて楽しんでいます。
霜でやられてしまうので、もしかしら畑から抜いて鉢上げした方がいいかもしれません。
それか、そのまま畑で育てるか、
迷いますね…
どちらにしても、そろそろ葉はすべて収穫しようと思います。
多年草なので、また来年出てきてくれるかな♪
それでは、11月第3週後半(木と金)のお弁当をご紹介します。
11月第3週後半のお弁当と部活弁当
11月16日(木)
・中辛紅鮭
・長芋入り玉子焼き
・大学芋
・レンコンのピリ辛炒め
・パクチーの炒め物
・梅干し
中辛紅鮭
肉より魚率高めのわが家、しっかり塩のきいた魚が好きです。
養殖の魚は、エサに混ぜられている抗生物質や駆虫剤が気になるので、
なるべく天然のものを選ぶようにしています。
スーパーでは、脂がのった養殖の鮭に、
メインの棚を押さえられているので、
隅っこにそっと置かれている『養殖の表示のない鮭』を買っています。
北海道産かロシア産が多いですね。
ちなみに11月中は、秋鮭が手に入りますね!
保存もきく『鮭とば』、ありですよ~♪
長芋入り玉子焼き
週に2回は登場している長芋入りの玉子焼き、卵の量の2/3くらいの長芋が入っています。
お好み焼きをふんわりさせるのに、とろろを入れるのと同じ感覚です。
テフロン加工のフライパンは油を使わずに焼くのかな!?
適量の油は悪ではない‼と思うので、いい油を適量使います。
カンカンに熱したダッチオーブンに、白胡麻油をうすくひき、
そこに長芋と長ネギとオキアミを、混ぜ合わせた卵を投入します。
ちなみに味付けは、魚醤とみりんだけ。
ジュワーっとしたところを、菜箸でグルグル混ぜて、
周りに少し火が通ってきたところで火を止め、オーブンに入れます。
魚と玉子焼きは同時進行です。
紅鮭が先に180℃13分でスタートしているので、十分に温まったところに入れて8分、
ピーとなっても扉は開けず、余熱で火を通します。
外は油効果でパリッと、中は長芋効果でフワフワ、
「玉子焼きは毎日でもいいよ!」と子ども達が言う、わが家の人気メニューです。
巻く玉子焼きも美味しいけど…
しばらくはこの味ですね。
レンコンの炒め物(カレー風味)
家族みんな大好きなレンコンですが、無漂白のものが手に入った時だけ作るので、
特別なご馳走です。
主人特製のスパイスミックス、以前何が入っているか聞いたのですが、
こだわり過ぎていて、覚えられませんでした。笑
でもこのスパイスミックス、お弁当作りには物凄く重宝するんです!
基本スパイスは熱した油に香りを移すんですって。
なので、炒め物にピッタリ!
シャキシャキのレンコンが、恐ろしい速さ無くなります…
噛んで食え~(=゚ω゚)ノ
味付けは、ちょっと甘いオキアミの甘塩辛と魚醤のみ、
ふわっと魚介の旨味も広がります。
パクチーサラダ
パクチーは、春植えと夏植えどちらでも採れる優秀な野菜です。
春は成長が早いので、2ヶ月程で収穫できます。
それに、そのまま董立ちするのを待っていると、
白い可憐な花を付け、その後実を付けます。
その実、何だか分かりますか?
そう、『コリアンダーシード』です。
スパイスって、自分で育てるのって無理って思われがちですが、
コリアンダーシードやマスタードシード(←こちらはからし菜の種)は、比較的簡単に、
しかも大量に採れます。
春~初秋は種取りにピッタリなのですが、秋植えして寒くいなってから収穫するパクチーは、
成長も遅いので、種取りはできません。
葉も縦ではなく、横にロゼット状に広がって成長します。
タンポポみたいですね。
この時期のパクチーは、小さいですが、
物凄く甘くなります。
季節によって味の違いがあるのって、面白いですよね♪
パクチーは、根っこまで食べられます。
葉はそのまま生で食べ、根っこは薄くスライスして、
にんにくと魚醤で炒め、塩で味を調えます。
ゆずを絞ると、サッパリとしたサラダの完成です。
11月17日(金)
・カラフトししゃも
・親子玉子焼き
・春雨とピーマンの炒め物
・銀杏
・梅干し
親子玉子焼き
親子玉子焼き、末っ子のリクエストにより、
今週2回目の登場です。
ほぼ毎日登場する玉子焼きの中で、不動の一位がこの『親子玉子焼き』です。
玉ネギのみじん切りと鶏ひき肉(ムネ)を油と塩で炒めて、一旦取り出し、
魚醤とみりんで味を調えた溶き卵を、カンカンに熱してダッチオーブンに流し入れ
サッとかき混ぜたところに具を入れ、オーブンで加熱します。
なんかめんどくさいこと言ってる…って思うかもしれませんが、
外側のパリパリ感と中のしっとり感を一緒に味わうためには、譲れません!
あとは長芋の玉子焼きと同じく、魚と同時調理ができます。
準備はちょっとバタバタですが、入れてしまえば後はほったらかしでOK♪
ガスオーブン様様です。
ピーマンと春雨の炒め物
春雨の炒め物も、2回目の登場です。
下茹でも必要だし、ひと手間プラスで掛かるんですけどね、
「また入れてね。」って言われると、母頑張って作ります。
普段から魚が中心で、あまり肉を食べないわが家。
毎週生協でまとめて購入しているのですが、大体注文するのは、
鶏モモ肉×400g、鶏ムネ肉×400g、鶏ムネか豚ひき肉どちらか200gと、
1週間の5人家族の消費量としては、かなり少なめの量。
たまに生ラム肉を追加購入しますが、乳糖不耐症の長男がなぜか牛脂もNGなので、
牛肉はあまり食べません。
肉はメインで食べるというより、旨味だしとして使うことが多いです。
今回は豚ひき肉とピーマンを、自家製ラー油で炒めて、
オイスターソースとオキアミに甘塩辛と魚醤と醤油で味を調え、硬めに茹でた春雨を加えました。
味が馴染んだら完成です。
オキアミの甘塩辛、すっかりわが家のスタメンですね。
銀杏
先週くらいからでしょうか、秋の深まりと同時に、
銀杏の色も黄緑から黄色に変わってきました。
公園のイチョウの木も、そろそろきれいな黄色に色付いてきましたもんね。
ダッチオーブンで乾煎りし、殻を剥き、
炊き上がったご飯の上にのせただけなのですが、子ども達は喜んでくれます。
白炒りごまと塩を振りかけました。
ゴマも畑で育てられるんです。
ただね、コンパニオンプランツっていうんですけど、
植物と植物の相性からみると、ゴマと相性のいい野菜って少ないんです…
なので、植える場所に物凄く気を遣います。
昨年予想外に豊作で、「おぉ!意外と簡単じゃん!」と高を括っていたら甘かった…
今年は全然芽が出ませんでした。
植えた場所が悪かったのか、種が古かったのか、
お弁当に毎日使いたいじゃないですか!
なので、来年は黒、白、金すべてチャレンジしてみます。(=゚ω゚)ノ
ちりめん山椒
九十九里のお母さんたちの手作りの、ちりめんより少し大きい「かちり」、
魚の苦味をほぼ感じない、奇跡の煮干しです。
そのままポリポリ食べても美味しいので、帰りの車で1パックはなくなってしまうので、
いつも大量買いです。笑
もう、わが家には欠かせない乾物です。
かちりをみりんで甘く煮て、青山椒の実と少量の醤油で甘辛く仕上げました。
これだけでご飯1杯いけます。
週末の部活弁当
日曜日、長男は朝から部活の試合へ。
軽食持参だったので、長女と末っ子がパンを焼いてくれました。
小麦をほぼ摂らないわが家ですが、月に2、3回、
オーガニックのスペルト小麦が手に入った時だけ、パンやケークサレを焼いています。
ちなみに前回は、主婦顔負けの家事能力を持つ長女が、
『ケークサレ』を作ってくれました。
「”おにぎりやゼリーなどの軽食”って、お兄ちゃん絶対足りないよね!?」という、妹たちの優しさで、
かぼちゃのスープ付きに。
それって、自分たちが食べたかっただけだよね…(^▽^;)
かぼちゃのスープは、鶴首かぼちゃを使いました。
メイラードするまでしっかり炒めた玉ネギと合わせて、ミキサーにかけ、
無調整豆乳で伸ばして、魚醤と塩と黒胡椒で味を調えました。
土曜日に畑に行ったので、新鮮な野菜が盛り沢山!
クミンをのせて焼いたシンプルなパンに、『ラタトゥイユ』と『チキンの照り焼き&目玉焼き』をはさんで、
スペシャルサンドウィッチの完成です♪
ちなみにズッキーニのように見えるのは、実は未熟なかぼちゃなんです。
これ以上大きくならないかなぁ…ってかぼちゃは、まだ種が柔らかい緑色のうちに収穫して、
ズッキーニとして使っています。
真夏以外にもズッキーニが楽しめるのは、畑があるお陰ですね。
まとめ
11月第3週後半のお弁当をご紹介しました。
学校から帰ってきて、「○○まだ残ってる!?」ってよく聞かれます。
その瞬間「よし!」って、心の中でガッツポーズです。
それ美味しかったでしょ!って。( *´艸`)
調味料は目分量、味見はしないので、
毎回ちょっとずつ違うかもしれませんが…笑
お弁当作りに欠かせない調味料『魚醤』、実は簡単に作れます。
魚醤ばっかりだね。
そうなんです‼
魚醤って、使わない日はないくらい、
めちゃくちゃ便利な調味料なんです。
しかも魚の種類も違うと、味も香りも違うので、
色々料理に合わせて使い分けています。
小麦アレルギーでも醤油は大丈夫って場合もあるようですが、もし醤油もNGでしたら、
魚醤作ってみてはいかがでしょうか?
畑って楽しそう!興味のある方はこちらもどうぞ
サポート付きのプランもある「シェア畑」は、ほとんどが都心から1時間圏内のところにあります。
農具も揃っているので、持っていくものは長靴と軍手くらい。
シェア畑は肥料は化学肥料ではなく有機質肥料のみを使い、殺虫剤などの化学農薬は一切使いません。
安心して食べられる無農薬野菜を手に入れたいと思ったら、「食べチョク」で生産者の方から直接送ってもらうのがいいと思います。
私も育てていない野菜や果物は、よく食べチョクで購入します。
こだわりの野菜は買うことができます。
ただ「こだわりの野菜を作る体験」は買うことができません。
理科の教科書では学べない本物の学習や、採れたての野菜を食べる喜び(=食育)は、
今の畑がわが家に与えてくれたものです。
最近では「休日どこ行く?」の夫婦の密談は激減し、「畑いつ(何時に)行くの?」と子供たちから聞かれることが増えました。
野菜を育ててみたいなと思った方は、まずは説明会に参加してみるのはいかがでしょうか?
子供と畑仕事、発見の連続で楽しいですよ!
こだわりの野菜や果物、こちらで購入できます
保存食作りのように、1種類の野菜や果物をまとめて購入したい時は「食べチョク」がおすすめです。
小分けにされたものを何袋も購入するより、生産者の方から直接送ってもらう方が鮮度も状態のいいものが手に入ります。
農薬化学肥料不使用などのこだわりポイントが分かりやすく説明されているので、スムーズに選ぶことができますし、
何より安心感が違います。
わが家の畑の野菜たち、種の購入先
すんき漬けやかぐら南蛮味噌など郷土料理を作ることが多いわが家。
ホームセンターではなかなか取り扱っていない地方の伝統野菜や、自家採取可能な固定種の種を探して買い求めました。
日本全国の伝統野菜や固定種の種を取り扱っています。
「会津早生菊南瓜」はわが家の1番人気です。
✔ たねの森
農薬・化学肥料を使わずに栽培された、自家採取可能な野菜・ハーブ・花の種を取り扱っています。
種を取り扱っているお店や、苗を販売している農家さんの紹介ページもあります。
農薬なし・化学肥料なし・遺伝子組換えなしの種を取り扱っています。
業務用サイズもあるので、たくさん植えたい方におすすめです。
種を採るのも大事な仕事!
来年に向けて着々と準備を進めています。
この記事が、皆さんの発酵生活のお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考サイト
野口のタネ,春まき野菜のタネ>その他穀物/特用作物