こんにちは。
都内で発酵ワークショップnanairo!を主宰しています、マキ太です。
はじめての方は、こちらもどうぞ。
自家製の発酵食品を使った料理は、Twitterでほぼ毎日更新中。
昨日はハロウィンでしたね。
1日中外で過ごしていたので、
かぼちゃ料理も食べずに終わってしまいました (。-∀-)
買ってはいたのですが…笑
末っ子は、
ー今日ハロウィンしようね!
と、真っ黒いワンピースで登校していました。
さて!
昨日はわが家のマニアックな温活法をご紹介しました。
\酒粕はすごい!/
この冬も、大活躍間違いなしです。
そんなこんなで、
週末バタバタで、いつものまとめ買いができず…
久し振りに近所の八百屋さんへ。
そこにあったのが、かりん。
子供たちが小さい時、散歩の時に公園で拾ったものを、
よく玄関に飾っていました。
\う~ん、いいにおい ♪/
って、久し振りのかりんの香りに、
子供たちも癒されているよう。
そのまま飾っておきたいところですが、
今回の目的は、料理!
乾燥も気になる季節、大事な喉を守るため、
「かりんシロップ」を作ります。
かりんシロップの作り方
材料について
かりんシロップの材料は、かりんと砂糖とみりんとレモン汁です。
・みりん・・・125g(かりんの25%)
・砂糖・・・150g(かりんの30%)
・レモン汁・・・50g(中玉1個分)
すべてグラム(g)表示です。
みりんについて
わが家では、千葉の白味醂(みりん)を使っています。
国産のもち米を使って、昔ながらの製法を守り続けている
伝統みりんです。
佐倉・馬場本店酒造の「最上白味醂」や野田・窪田酒造の「流山本みりん」、
どちらも糖類などの添加のない、本みりんです。
今回は、流山本みりんを使います。
流山本みりんは、流山にあるかごや商店のオンラインショップで購入できます。
砂糖について
白砂糖をあまり使わないわが家では、
北海道のてん菜から作られたてんさい糖や、
沖縄や鹿児島のさとうきびから作られた粗糖を使っています。
今回は、粗糖を使います。
レモンについて
1年を通して比較的購入しやすいレモンですが、
晩秋から冬の時期は、国産のレモンが美味しい季節です。
10月からはスパイシーな香りのグリーンレモンが、
寒さが増してくる12月頃からは、果汁がたっぷりの黄色い完熟レモンが手に入ります。
・本みりん・・・125g(かりんの25%)
・砂糖・・・150g(かりんの30%)
・レモン汁・・・50g(中玉1個分)
すべてグラム(g)表示です。
レシピ
①かりんを水でよく洗い、皮を剥きます。
かりんですが、
こんなに硬いの他にあったっけ? (゚Д゚;)∑
っていうくらい、ものすごく硬いです!
包丁では無理そうだったので、ピーラーを使って、
慎重に剥きました。
②皮を剥いた実を、サイコロ状に切ります。
かりんの種は、こんな風に…
真ん中に大量にあります。
外側から切っていくと、
桃みたいに、種の部分だけ残ります。
③みりんと砂糖を加えて、弱火で煮詰めます。
本みりんと、
粗糖をザザーっと加えて、
弱火でコトコト煮詰めます。
④その間にレモンを絞ります。
皮が薄くて、果汁がたっぷり!
中玉のレモン1個から、大体50gのレモン汁をとることができます。
⑤レモン汁を加えて、さらに煮詰めます。
トータル30分くらい煮ました。
そのまま一晩寝かせます。
\色もきれい!/
実と煮汁を分けます。
小さめのビン1本分くらいのシロップができました。
ティースプーン1杯分くらいをコップに入れて、お湯を注ぐと、
優しい甘さでとっても美味しいです ( *´艸`)
ちょっとはちみつを加えてもよさそうです。
保存について
かりんシロップは、ジャムと同じように保存することができます。
密封した場合は常温で、
また、冷凍保存も可能です。
冷凍する場合は、膨張してビンが割れてしまう可能性があるので、
内容量をやや少なめに調整します。
シロップは少量ずつ使うので、
開封後は冷蔵庫で保存しています。
残った果肉の活用法
残ったかりんの実、ちょっと食べてみると、
うーん (ーー゛)
美味しくないわけではないけど、ちょっと繊維が気になる…
繊維の感じは、マンゴーに似ています。
ジャムにする?
でも、砂糖をさらに加えるのはちょっと…
それなら、
ドライフルーツにしてみよう!
ガスオーブンを100℃に設定して、加熱すると…
\できあがり/
1時間ほどでセミドライに、
1時間半~2時間で、完全なドライフルーツになりました。
ちょっと柔らかい飴のよう、
薄く切ったものは、ドライマンゴーに近い味わいになります。
グラノーラの具材として加えても美味しいかも♪
まとめ
かりんシロップとドライかりん
つくる時期
秋
つくる時間
45分(シロップ作り)
+1時間~(乾燥)
保存
常温・冷蔵
かりんについて調べていると、「毒性」というキーワードをよく見かけます。
毒と聞くと、ドキっとしますよね (゚Д゚;)
それは生の場合、加熱によって安全に食べられるようになります。
かりんののど飴で有名なロッテのホームページの説明が、
分かりやすかったです。
→企業情報の中の、特設サイト”食べるを知る「Medi Palette」”から調べることができます。
来月の学芸会に向けて、歌の練習をしていた長女。
早速シロップをお湯に溶いて飲んで、
ーあっ、結構効くね !(^^)!
って。笑
作ってよかったです!!
youtubeに、『nanairo!チャンネル』ができました!
まだまだ動画は少ないですが、
自家製の発酵食品の作り方や、それを使ったレシピを公開していく予定です。