1時間でできる簡単ケークサレの作り方:フェタチーズ×ラム肉(羊肉)のレシピ

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パン、ケークサレ
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こんにちは。

作れるものは何でも作ってみたい!発酵マニアのマキ太です。

はじめての方はこちらもどうぞ→マキ太と家族のこと

 

 

食の欧米化が進み、米離れが加速していると言われていますが、

時代の変化に影響を受けることなく、ほぼ毎食お米を食べる和食派のわが家です。

和食にだって、うどん、そうめん、お好み焼きみたいに、

小麦をメインで食べるものってあるじゃないですか⁉

そうなんですよね~(´_ゝ`)

和食屋さんで出てくるようなものも、今はほとんど食べなくなりました。

厳格なグルテンフリーを志している訳ではないのですが、

国産小麦はグリホサート(除草剤)が気になり、輸入小麦はホストハーベスト(収穫後に散布される農薬)が気になる、

知れば知るほどなんとやらで、わが家では「米が正義」という結論に至りました。

お米も、玄米に近い分搗き(ぶづき)米を食べているので、

『有機栽培』や『特別栽培米』などを選ぶようにしています。

 

1年程前から、このゆるいグルテンフリー生活を続けています。

はじめは「ストレスで絶対続かいないよ。」って思っていたのですが、心なしか身体も軽くなり、

ストレスを感じるどころか、みんな性格がマイルドになってきたような…

悪いところが見当たらないくらい、私たち家族には合っていました。

 

うどんやそうめんの代わりには『十割そば』があるし、お好み焼きは『米粉ととろろ』で生地を作ればOK、

パスタは…う~ん、あまり食べたいって言わないカモ。(;・∀・)

そんな感じなので、子どもたちも我慢している感覚はないようです。

 

ただね、たまにパンは食べたくなるんですって。

以前はよくパンを焼いていたので。

なので、月に2、3回、

オーガニックのスペルト小麦(古代小麦)が手に入った時だけ、

パンやケークサレを焼くことにしました。

 

調理担当は、主婦顔負けの家事能力を持つ長女。

彼女何がスゴイって、主人や私が一緒に料理をすると、

大抵一回でマスターしてしまいます。

それに、活字マニアなのが功を奏し、

料理本から得た色んな知識を組み合わせて、材料が揃わない時はアレンジまでしてくれるんです。

カレーも材料に合わせてスパイスから調合してくれますしね、小6にしてこの家事力、

ホント羨ましいです。私、玉子焼きしか作れなかったなぁ(@_@;)

 

今回は、長女が作ってくれる『ケークサレ』をご紹介します。

ケークサレって、あまり聞いたことのない料理ですよね。

仏語でcakeとsalè

直訳すると『塩味のケーキ』、甘くないお惣菜ケーキを意味します。

ホテルのビュッフェに行った時、コールドミールのコーナーに、

上品に一口サイズにカットされたケークサレがあったんですね。

その形状のものを食べたことのなかった子供たちは、

味のイメージが全くできなかったようです。

チーズなのか、キッシュなのか、パウンドケーキなのか、

味は甘いのか、しょっぱいのか。

でも一口食べてみると、「ケークサレって美味しいね。」って、

すぐに虜になってしまったようです。笑

確かに1ピースに色々な食材の旨味が凝縮されていて、特別感があります。( *´艸`)

 

「家でも作ってみる!」っと、早速図書館で本を借りてみたのですが、

ケークサレには、牛乳やチーズなど、

わが家にはない食材も多く入っているんです。

未だ生の牛乳やヨーグルトやアイスクリームは食べていない、乳製品アレルギーの長女もいますし、

乳糖不耐症で牛乳の摂取を控えている長男は、

乳糖が入っていないはずの牛脂を食べても、体調を崩してしまいます。

そのため、大抵の料理はレシピ本どおりにはいかないのです。

何となくケークサレのイメージを掴めたところで、長女と一緒に、

材料を置き換えながら、何度も試作品を作ってみました。

そして遂に、子供たちが食べやすい、

わが家のケークサレレシピが完成しました。

 

最近は長女がケークサレ担当を引き受けてくれているので、作り方を聞いてみたところ、

「えぇ~、レシピ教えてって言われても、いつも目分量だから分かんないよ。」って言ってたんですけどね、

末っ子も作れるようになるといいなぁと、伝えてみると、

オリジナルのレシピを教えてくれました。

あぁ~、だいぶアレンジしてたのね。(;・∀・)…でも美味しいからOK‼

 

畑でお昼過ぎまで作業する時や、部活で軽食を持参する時に、

おにぎりだけじゃなくてケークサレも入っていると、子供たちが喜ぶんですよね♪

しっかりと塩味がきいているので、暑さや運動によって身体から塩分が抜けてしまった時にも、

ちょうどいいですんです。

 

それでは、早速作り方をご紹介します。

 

羊(フェタチーズ)×羊(ラム肉)のレシピ『ケークサレ』の作り方

材料について

フェタチーズ

長女はアレルギーで、ずっと乳製品を完全除去していましたが、

成長するにつれて、パルミジャーノ・レッジャーノのような、

長期熟成のハードチーズ(ナチュラルチーズ)から、徐々に食べられるようになりました。

量は体調に合わせて、自分で調整しています。

 

長女の他にも、乳糖不耐症の長男がいるので、

家の冷蔵庫に牛乳が入っていることはありません。

アレルギー体質の末っ子は、そんな環境で育ったこともあり、

牛乳自体飲んだことがありません。

 

そんな子供たちですが、好き嫌いは全くなく、

辛いもの、苦いもの、酸っぱいもの、何でも食べます。

解禁になったチーズ関しても、クセがあればあるほど好きなようで、

世界三大ブルーチーズ(青カビチーズ)も、「これ美味しい‼」って、

なかなか大人な味覚をしています。ワインと一緒にチビチビ食べるのがいいんだけどなぁ~(^▽^;)

色々とチーズについて調べてみると、牛ではなく、

羊や山羊のミルクでできたチーズが、意外と多いことが分かりました。

チーズコーナーが充実しているスーパーで、いくつか買って試してみたところ、

『フェタチーズ(feta)』が、色々な料理に合わせやすかったんです。

フェタチーズは、羊と山羊の両方のミルクを使って作られているギリシャのチーズです。

長女と長男が言うには、フェタチーズの方が身体にエラーが起こりにくいんですって。

お腹が緩くなる、とかね。

普通の牛のチーズと比べて、若干食べにくさはありますが、

それが結構クセになります。

マイルドなチーズを食べると、逆に物足りないくらい。笑

それに一定期間塩に漬けられているので、味としてはかなりしょっぱいです。

保存の目的もあったんでしょうね、元々は塩抜きをしてから使うものだったようです。

ただ最近では、優れた冷蔵技術ができたからなのか、

そのまま食べられるものも増えているようですよ。

わが家では、他の調味料と調整すればOK!ということで、

塩抜きはしないで使っています。

 

ラム肉

ラム肉は、ジンギスカン用にスライスされている生ラム肉を購入しています。

それを小さなサイコロ状、粗みじん切りくらいの大きさにカットして使います。

脂身も旨味が詰まっているので、一緒に混ぜ込みます。

 

小麦粉

小麦粉は、オーガニックのスペルト小麦を使っています。

原種に古代穀物なので、今の小麦と味わいが違うようですが、

お米も玄米に近い分づき米を食べているわが家では、むしろ古代小麦の方が美味しく感じます。

今使っているスペルト小麦は、小麦粉の種類的には強力粉に当たり、

主にパン作りに向いているようです。

ケークサレは薄力粉だけだったり、薄力粉と強力粉を混ぜて使ったりするようですが、

わが家では強力粉タイプのスペルト小麦だけを使っています。

 

トマトピューレ

わが家で毎週3個以上使っている『オーガニックトマトピューレ』、

イタリア産のオーガニックトマトが、この1パックに8個分詰まっています。

これがないと、子供たちが大好きなカレーも作れません。

トマト缶だとダメなの⁉

確かにトマト缶の方が手に入りやすいのですが、液体(ジュース)の割合が多く、

どうしても水っぽくなってしまうんです。

ケークサレは硬めの生地に仕上げたいので、トマトピューレがおすすめです。

 

お好みの野菜

ベースにトマトを選んだので、それに合う野菜を入れています。

必ず入れているのが、玉ネギとズッキーニとピーマン、

ある時は、ナスとミニトマトなんかも入れています。

わざわざ買い揃えるというより、その時ある野菜を使っています。

ラタトゥイユに入っている野菜をイメージして選ぶといいかもしれません。

 

香草

香りづけに、バジルなどのハーブを加えます。

10月頃まで畑にスイートバジルが数株あったので、葉がフレッシュなうちに摘み取り、

冷凍保存しておきました。

トマトとバジルって、ベスト-パートナーですよね。

畑でも、ナス科のトマトを植える時は、

バジルの独特な香りが害虫を寄せつけない効果があるということで、

必ず隣に植えていました。

コンパニオンプランツって言うのですが、トマトはバジルは離せません。

手に入れるのが難しい時期は、乾燥バジルも入れてみましたが、

逆に味が強く出てしまい、子供たちにはウケが悪かったです。

香りのあるフレッシュな葉物野菜を色々試してみましたが、『クレソン』が一番しっくりきました。

 

\ケークサレの材料/
・フェタチーズ 100g
・ラム肉 100g
・平飼い卵 2個
・トマトピューレ 1/2本(100g)
・スペルト小麦 100g
・玉ねぎ 1/4個
・ピーマン 小2個
・ズッキーニ 10cmくらい
あれば+ナスとミニトマト
・バジル(冷凍)
・重曹  4g
ケークサレの材料

 

作り方

①生地を作ります。

はじめにスペルト小麦と卵を混ぜます。

「卵は悪くなっていることもあるので、1個ずつ別の容器に割ること」というアラン・デュカスの教えを守って、

必ず別の容器に割ってから合わせている長女。

卵を1つずつ別の容器に割る

 

彼女にとってレシピ本は、家庭科の教科書以上に学ぶことが多いようです。

確かに平飼いの卵に替えてから、殻の柔らかさだったり白身の状態だったり、

結構個体差があるんですよね。

大きめのボウルに卵を入れてよく混ぜ、そこにスペルト小麦と合わせて、

さらに混ぜます。

そこにトマトピューレを加えて、練るように混ぜます。

トマトピューレを加えます。

 

硬めの生地ができたら、フェタチーズを60gを細かくちぎりながら入れ

全体が馴染むように混ぜ合わせます。

重曹もこのタイミングで加えます。

重曹を加えます。

 

生地のイメージは、シフォンケーキのように軽い生地でも、

パンのように弾力のあるもっちりとした生地でもなく、

小麦の粉っぽさがやっとなくなったかな…くらい水分量が少ない、

少しモタっとした生地になります。

 

②野菜とラム肉を切ります。

ズッキーニは薄くスライスにし、玉ネギは薄いくし切りにします。

ナスやピーマンは小さく四角に切ります。

ラム肉も粗みじん切りくらいの大きさにカットしますが、切りにくい場合は、

少し冷凍させるとサクサクっと、包丁が入りやすくなります。

 

③野菜と肉を炒めます。

はじめにラム肉を炒めます。

その後、肉から出た肉汁を使って、

野菜を炒めます。

火の通り方が違うので、野菜はそれぞれ別に炒めます。

ラタトゥイユも、すべての野菜を別々に炒めてから合わせるので、

それと同じですね。

 

④生地に野菜を混ぜます。

ズッキーニ以外の野菜を合わせて、生地と混ぜ合わせます。

バジルが少ない場合は、細かくちぎって散します。

残りのフェタチーズ(40g)を、ほぐしながら生地の上にのせていきます。

フェタチーズをちぎって入れる

 

さらにその上に、ズッキーニをきれいに並べます。

 

⑤あらかじめ予熱で200℃に温めておいたオーブンに入れ、25~30分焼きます。

わが家ではガスオーブンを使用しています。

表面積の広いダッチオーブンで薄く焼く時は25分くらい、小さめのダッチオーブンの時は30分くらいと、

大体の目安となる時間を決めて焼いています。

オーブンによっても焼き加減は変わってきますので、表面にこんがり焼き色が付いて、

竹串などを差してみて、生地がくっついてこないようなら、

中までしっかり火が通っている証拠です。

焼き上がったケークサレ

 

熱が残っていると包丁で切りにくいので、しっかり粗熱が取れてから切ります。

4、5日でしたら冷蔵庫で保存もできるので、予定のある週末に急いで作るのではなく、

時間がある時に作っておくのもおすすめです。

 

しっとり派とふっくら派

このレシピで作ると、どちらか言うとしっとりとしたケークサレになります。

ベーキングパウダーの代わりに使っている重曹が、膨張剤の役割を果たしてくれます。

なので、ふんわりマフィンのように膨らみます。

ふっくらとしたケークサレ

 

軽い食感が好きな方は、このままの材料で作るのがいいでしょう。

 

一方、生地の間に空間がほぼない、

しっとりとしたケークサレにしたい場合は、材料を少し変えます。

重曹の量は半分以下にして、卵を1個増やします。

重曹ゼロでも大丈夫です。

そうすると、少量でも食べ応えのある、

密度の高いケークサレになります。

密度の高いケークサレ

 

 

まとめ

羊(フェタチーズ)×羊(ラム肉)のケークサレ、いかがでしたか?

サンドウィッチより気軽だと思いませんか?

パンを焼いて、具材を用意してはさむサンドウィッチより、

具材をすべて混ぜ込んで焼くケークサレは、仕込み30分、焼き時間30分、

トータル1時間でできる、究極の時短料理なんです。

発酵もいらないですしね、膨らまないなどの失敗もない、

物凄く凝ってそうで、そんなに手間が掛かっていない、

それでいて美味しい‼

味がしっかりしているので、冷めても美味しく食べられるのも、

おすすめのポイントです。

軽食持参、ケークサレの日

 

お家で作ると、「この辺はチーズ少なめで…」と、

食べる人に合わせて調整できるのもいいですよね♪

 

気になった方は、是非一度作ってみてください。

きっとハマりますよ。(・∀・)イイネ!!

 

今回使ったおすすめの食材

わが家で実際に使っている、おすすめの食材をご紹介します。

 

トマトピューレ

トマトピューレ、生のトマトがわんさか手に入る夏の時期以外は、

このトマトピュレにお世話になっています。

カレーには毎回2本入れています。

オーガニックのものは、なかなかスーパーでは手に入りません。

「トマト缶でいいよね!?」とはじめは思っていましたが、やはり用途は違います。

実際使ってみると、味の濃さが格段に違います。

オーガニックの安心感もありますし、わが家では年間100本以上使っているかもデス。笑

有機トマトピューレ

 

オーガニックのスペルト小麦

月に2、3回、子供たちと一緒にパンやケークサレを焼いています。

その時に使うのが、オーガニックのスペルト小麦です。

普通の小麦に比べて、スペルト小麦は生産量が圧倒的に少ないので、

オーガニックストアでもなかなか取り扱いがありません。

お買い物マラソンのタイミングで、まとめて購入しています。

オーガニックスペルト小麦

 

こだわりの野菜や果物、こちらで購入できます

保存食作りのように、1種類の野菜や果物をまとめて購入したい時は「食べチョク」がおすすめです。

小分けにされたものを何袋も購入するより、生産者の方から直接送ってもらう方が鮮度も状態のいいものが手に入ります。

農薬化学肥料不使用などのこだわりポイントが分かりやすく説明されているので、スムーズに選ぶことができますし、

何より安心感が違います。

 

畑って楽しそう!興味のある方はこちらもどうぞ

サポート付きのプランもある「シェア畑」は、ほとんどが都心から1時間圏内のところにあります。

農具も揃っているので、持っていくものは長靴と軍手くらい。

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こだわりの野菜は買うことができます。

ただ「こだわりの野菜を作る体験」は買うことができません。

理科の教科書では学べない本物の学習や、採れたての野菜を食べる喜び(=食育)は、

今の畑がわが家に与えてくれたものです。

最近では「休日どこ行く?」の夫婦の密談は激減し、「畑いつ(何時に)行くの?」と子供たちから聞かれることが増えました。

 

野菜を育ててみたいなと思った方は、まずは説明会に参加してみるのはいかがでしょうか?

子供と畑仕事、発見の連続で楽しいですよ!

 


 

この記事が、皆さんのお役に立てたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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