「明日のお弁当のおかず何がいい?」と聞くと、度々登場する油淋鶏(ユーリンチー)。
ジューシーな鶏もも肉をカリっと焼き、醤油とみりんと酢で甘酸っぱく味付けた、
大人も子供も大好きな肉料理。
畑で採れた長ネギもどっさり入っている。
タレに絡んだネギは、脇役でありながら、
主役の肉を喰う勢い。
野菜好きの長女が大皿からネギを沢山取ろうものなら、もう大変。
最後には「ネギのところのタレが美味しいんだもん。」と、ご飯の上にのっけて食べる子続出。
ここまで食べてくれて、母は嬉しいけどね。
家だといいけど、お弁当だともうちょっと上品に食べないと…
心配になって次女に訊いてみると、
「大丈夫だよ、学校ではちゃんとしてるから。でも汁残っちゃってもったいないんだよね。」だって。
白木の弁当箱にご飯を入れる次女、おかずとご飯はいつも別盛り。
汁がもったいないか…何かいい方法はないか?
台所をうろうろしながら考えた。
そしてひらめいた。
切り干しに吸わせたらいいんじゃない?
冬の時期、わが家の畑は大根パラダイス。
三浦大根、紅芯大根、聖護院大根、ビタミン大根、大蔵大根など、
在来種の種を買って植え~買っては植え~とし続けたもんだから、
畑の至る所から大根の葉がワサワサ出ている。
1月になって霜が降りる日が多く、若干元気がなくなってきているようだが、
それでも地面の下ではまだまだ頑張ってくれている。

1日1本のペースで大根を食べているわが家、
輪切りにして昆布と一緒に煮る時も、浦里を作る時も、
皮は剥いて使う。
毎日せっせと剥くから、気付けは結構な量の皮が残る。
せっかくの無農薬、皮の近くが一番味が濃かったりもするし、
捨てずに干し網に入れてドライ大根に。
市販の切り干し大根に比べて見た目はあまり良くないけど、優しい甘味がして美味しい。
それにピーラーで薄くスライスしているので、すぐに火が通る。
試しに油淋鶏が出来上がる直前に入れてみた。
そしていつものように皿に盛って食卓へ。

はじめは不思議な食感がする謎の食材に、「何これ、何入れたの?」って微妙な顏をしていた次女も、
しばらく食べているうちに「あの白いのもっとないの?」って、白い何かを探し出す。
どうやら相当気に入ったらしい。
「切り干し大根だよ。外に干してあるやつ。」ってネタばらしをしたら、
「次はもっと入れていいよ。」だって。
課題だった汁気はちゃんと吸ってくれたのかというと、うーん、それは微妙。
汁は残る。
「汁吸わせたかったら、おからじゃない?」と夫。
おからか…それは違う気がするから却下。
汁に切り干し大根を入れるナイスなアイディア、色んなおかずで試してみた。
同じく子供に人気があったのが、旬のブリで作った照り焼き。
ブリの脂をまとった大根、これだけで一品料理として成り立つくらいの美味しさ。
次に作った鶏肉のトマト煮は、玉ねぎが甘かったからか、
大根を入れたことでさらに味がピンボケしてしまった。
ジンギスカン、これもちょっと違ったかな。
結論、タレ(ソース)が醤油ベースの方が合う。
でも子供がご飯にのせて食べたいおかずは、やってみる価値あり。
とにもかくにも、汁気が多いと雑菌がふえやすくなるから、
おかずの汁気はよく切るのは、食中毒対策として大事らしい。
夏までに汁問題は解決しなきゃ。

〇箸休めにピッタリの大根レシピ
見た目は地味だけど、さっぱりとした味わいで毎日食べても飽きない江戸料理『浦里』。
おろすのは大変だけど、作ってみる価値はある。
冬に不足しがちな生野菜の酵素をしっかり摂れる、ちょっぴり大人味の一品。
〇わが家で長年愛用している弁当箱
長男が年少の頃から使っている工房アイザワの弁当箱。

成長に合わせて大きいもの買い足したり、おかず専用にスリムタイプを買い足したりして、
今では10個くらいを家族みんなで愛用中。
幼稚園の温飯器(保温器)にも対応しているので、一年中使えて便利。
落としてしまっても、表面が凹むことがほぼない。
10年以上第一線で活躍している、わが家の頼りになる相棒。
野菜を皮まで使いたい時は、農薬や化学肥料不使用の野菜がベスト。
生協でも無無野菜や0・0野菜として扱ってはいるけど、届くまでに1週間以上掛かる。
スーパーの有機・オーガニック野菜は、少量でも意外と高くて種類も少なめ。
食べチョクの「野菜セット」は、安心安全の旬の野菜が数種類詰めれらている、
いわばお楽しみボックスのようなもの。
生産者の顏も見えて安心だし、最短で手元に届くから新鮮。
採れたては野菜の味が違う。
わが家の子供たち、畑の野菜で育っているからか、
4人とも好き嫌いゼロ!(末っ子は絶賛離乳食中)
野菜が変われば、味覚が変わる。
せっかく頑張って料理するなら、残さず食べて欲しい!
美味しい野菜探してみて。



