冬の畑は、カブや大根、
小松菜やルッコラなどのアブラナ科の野菜たちで覆いつくされる。

週末農業生活4年、ようやく安定して採れる野菜が出てきた。
今週も長男と畑に行っていた夫が、袋に大量に詰めて帰ってきた。
袋は袋でも、アイラップくらい小さいものではなく、
45Lのゴミ袋ときたもんだから、その量たるや半端ない。
スーパーでは決して並ばない規格外の大きさ、泥付きで形は極めて不格好、
魅力的な要素ゼロではあるが、ワイルドな味わいがクセになる。

「野菜炒めにでもしちゃって。」と夫。
そうだね、加熱した方が食べやすそう。
…って、肉がない!
挽肉もなければ、薄切り肉もない。
冷凍庫のかたまり肉は、解凍するのには相当時間が掛かりそう。
食べ盛りの子供が4人もいると、まとめて買い込んでも、
食材が尋常じゃないスピードで家から消えてくから仕方ないんだけどね。
野菜は鮮度が命、せっかくだから採れたてを味わいたい。
ということで、今日も肉なし野菜炒めに決定!
早速準備に取り掛かる。
まずは土を落として、野菜をせっせと洗う。
ところで、肉なしで美味しい野菜炒めを作るのって難しいの?
どうだろう…
でもね、ただ炒めて塩コショウだと、
すぐに食べるんだったらいいけど、時間が経つとベチャベチャって、
食感も味もイマイチに。
お弁当にも詰めたいし、夜遅く帰って来ることもある夫の為、
冷めても美味しいは譲れない。
なので、わが家の野菜炒めは大体中華風の味濃いめ。
ご飯がすすむが正義。
畑で安定して葉物野菜が採れるようになって何が変わったって、
油ではなくラード(豚の脂)を使うようになったこと。
ラーメン屋さんのチャーハンってものすごくジューシーで、いくらでも食べられちゃう危険な味がする。
まさにその美味しさの秘密がラード。
「ラードってぎとぎとしそう。」って毛嫌いしてたけど、実際に使う前と後では印象が180度変わった。
ギトギトっていうより、サラサラでツヤツヤ。
臭みも強くなく、食材を上手くコーティングしてくれるから、
野菜炒めでも調味料が絡みやすく、無条件でお店レベルの仕上がりに。
植物油の時は必要以上に使っていたなぁと、今更ながら実感。
それにラードは牛脂とは違って加熱してあるから常温での保存も可能だし、ストレスがほぼない。
植物油をできるだけ使わない(今流行りの四毒抜き)生活をしているわが家、今ではラードがメインに。
サラダ用に使うオリーブオイルと香り付けのバターはそのまま使うし、
子供たちからの揚げ物リクエストがあった時は例外だけどね。
あまりきっちりし過ぎても続かない。
作り方は、
①固めの野菜(ニンジン等)をラードで炒める。
②きのこと紹興酒(またはみりん)を加えて蒸し焼きにする。
③火の通りやすい葉物野菜やもやしを入れる。
④味を調えたら完成。
肝心要の味付け、そこはわが家の自家製発酵調味料たちが大活躍。
毎日醤油以上に登場回数の多い魚醤や、
旨味のかたまりのオキアミの甘塩辛、
長期熟成すると驚くほど味に深みが増す豆板醤が、日替わりで登場。
好みで牡蠣のエキスが凝縮しているオイスターソース(こちらは市販のもの)を足すこともある。
全部一緒にというより、魚醤と甘塩辛、
魚醤とオイスターソース、魚醤と豆板醤と、
食材に合わせて組み合わせを変える。
(やっぱり魚醤は毎回使う。)
野菜炒めの作り方は三者三様、強火で短時間がいいという人もいれば、
弱火でじっくりという人もいる。
野菜を下茹でする人もいれば、素揚げする人さえもいる。
わが家の野菜炒めは、トータル1時間以内を目指すお弁当にも入れられるよう、
切って蒸すが大前提。(蒸している間1、2品できる。)
野菜炒め作るけど、子供があまり食べなくて困っている人、
肉メインの食生活から野菜メインに切り替えたい人、
味付けがマンネリ化してきて箸が進まない人、
そんなお困りごと解決レシピ。

本当に?
まぁ、わが家の子供たち全員野菜が好きなので、
子供ウケはするということで。
大人はコショウ、花椒(ホワジャオ)、山椒、お好みで足してください。
飯は減らしても野菜は減らしてくれれるなの長女。
お弁当にももちろん野菜がたっぷり。
今日も元気にいってらっしゃい。

〇植物油の代わりに使う代替品
一度ラードを作ってみようと試みて挫折。
添加物不使用のラードを探して辿り着いたのがこちら。
ラードの印象がガラリと変わった、わが家の炒め物の要。
〇本当に美味しい野菜を手に入れるには
野菜炒めには、シャキシャキっと美味しい野菜を使いたい。
野菜を皮まで使いたい時は、農薬や化学肥料不使用の野菜がベスト。
生協でも無無野菜や0・0野菜として扱ってはいるけど、届くまでに1週間以上掛かる。
スーパーの有機・オーガニック野菜は、少量でも意外と高くて種類も少なめ。
食べチョクの「野菜セット」は、安心安全の旬の野菜が数種類詰めれらている、
いわばお楽しみボックスのようなもの。
生産者の顏も見えて安心だし、最短で手元に届くから新鮮。
採れたての野菜は味が違う。
わが家の子供たち、畑の野菜で育っているからか、
4人とも好き嫌いゼロ!(末っ子は絶賛離乳食中)
野菜が変われば、味覚が変わる。
せっかく頑張って料理するなら、残さず食べて欲しい!
美味しい野菜探してみて。

〇お弁当におすすめの巻かない玉子焼き
わが家の玉子焼きランキング1、2位を争う『鶏そぼろ玉子焼き』。
肉入りでも脂っぽくなく、魚醤を入れることで味に深みが増す。
丼もののようにご飯がすすむ、子供たちからのリクエストが止まない玉子焼き。
〇わが家で愛用している弁当箱
長男が年少の頃から使っている工房アイザワの弁当箱。

成長に合わせて大きいもの買い足したり、おかず専用にスリムタイプを買い足したりして、
今では10個くらいを家族みんなで愛用中。
幼稚園の温飯器(保温器)にも対応しているので、一年中使えて便利。
落としてしまっても、表面が凹むことがほぼない。
10年以上第一線で活躍している、わが家の頼りになる相棒。




